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今は亡き友人の電話番号そのままに!

ハルメク3月号に、作家の落合恵子さんが「亡くなった方の電話番号を消さずに残している」とあった。5月号には、それを受け「亡くなった弟の電話番号を消せずにいます」という読者の投稿が出る。

先日、携帯の電話番号を整理した。必要なものだけ残し、それ以外は念のため手帳に書き写しておいた。今は亡き友人の電話番号はそのままにした。告別式に参列していない。そのため死の実感が皆無だ。

40代で他界した同級生の場合、数百人の参列者がいた。誰もが若すぎる死を悼んだ。2月に亡くなった同級生の場合は、家族葬ということで自粛した。仲間内には「早晩、亡くなる」という意識があった。

 妻よりも 先に死にたし かと言って 妻を残して 死にたくもなし(東京・福田 豊)

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