【道ひらきの神】白鬚神社 佐賀県佐賀市の神社 5 nigi88hi 2022年11月29日 15:33 白鬚神社(しらひげじんじゃ)は、6世紀頃、近江国から移住した「丸持ち」と呼ばれる人々が白鬚大明神(猿田彦命)を勧請したと伝えられる。勧請年代には諸説あり『肥陽古跡記』金立権現鎮座の時(紀元前210年)『佐賀県神社誌要』第26代継体天皇18年(527年)『祭典記録』第31代敏達天皇3年(574年)『花納丸文書』第33代推古天皇34年(626年)『日本三代実録』貞観12年(870年)昭和49年(1974年)に1400年祭が行なわれているので、敏達天皇3年(574年)説が採られることが多い。旧社格は村社。御祭神:猿田彦命 合祀豊受姫命 仁徳天皇 素盞鳴尊 日本武尊 高靇神 菅原道真 大山祇命ご利益子育て、健康長寿、病魔退散など「白鬚神社の田楽」勧請の時以来、姓に丸の字が付き丸持ちという19軒が宮座を組み、毎年10月18日・19日の例祭に丸祭が行われた。丸祭では、70御膳の供物が献ぜられ稚児田楽が奉納される。ただし、今では子孫の減少により、久保泉町の川久保地区の人達によって祭礼が執行され、神楽が伝承されている。この田楽の記録上の初見は、寛文5年(1665年)に編纂された『肥前古跡縁起』で、享保19年(1734年)に建立された鳥居の銘に「時吹奏村田楽」とある。田楽そのものの起源は平安時代まで遡れるという。稚児田楽は12人の役柄を定めて演ぜられ、十二田楽とも呼ばれる。神社前の御座の上で三三九度・つきさし・さざれすくいなど6曲の舞がある。演者の化粧にも特色があり、笛にあわせ1時間半ほど静かな舞が演じられる。この田楽は、「白鬚神社の田楽」として、国の重要無形民俗文化財に指定されている。鎮座地佐賀市久保泉町大字川久保3466 #神社 #パワースポット #御朱印 #佐賀市 #田楽 #白鬚神社 #猿田彦命 #白鬚大明神 5 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート