縫ノ池弁財天(厳島神社) 【金運・財運開運】佐賀県杵島郡白石町の神社

縫ノ池(ぬいのいけ)
約0.6ヘクタールの広さを持つ湧水池である。
昭和33年(1958年)以降地下水の汲み上げで枯渇したが、
平成13年(2001年)になって地下水汲み上げが制限されると共に
再び湧水が始まり、現在は飲料に適した湧水と認定され
『金妙水』の名で多くの人に親しまれている。
この池の中央部にある小島には弁財天が祀られている
このために「弁天の池」と呼ばれていたが、
須古城主平井経冶のおじ、縫殿助冶綱が
この地をおさめるようになってから
「縫殿ノ池」あるいは「縫ノ池」と呼ばれるようになった。

弁財天(厳島神社)
平安時代、高倉天皇が病気に苦しんでいる時に、
夢の中に那智山の観世音が現れ、
須古の日輪山(水堂さん)の霊水を飲むようにお告げがあった。

それを飲んだら病気はたちまち治り、
父 後白河法皇は我が諸民快楽鎮護のために厳島の弁天を
この地に移すと言われ、金妙水が湧き出ているところがあり、
この地を治めていた平重盛に命じて弁天様を祀る石の祠を建立させた。

『肥前風土記』によると
“轟の滝(嬉野市嬉野町にある滝)の水は
遠く白石に流れる”とされ、この流れに乗って滝の主である龍神が、
縫ノ池の主である弁財天に会いに来たとされる。

御祭神:市杵姫命

御利益 
金運・財運開運、技芸上達、縁結び・恋愛成就(縁切り)、学業成就など

鎮座地
佐賀県杵島郡白石町大字湯崎2462

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