見出し画像

香港検疫隔離 Day 20

 昨日2回あった最後のPCR検査、夕方までに2回とも陰性のショートメッセージが携帯に入りました。
 これで明日の23時59分、21日の検疫隔離が完了となります。

 もともと家に一日中いても全然暇が潰せる人なのですが、食事の満足度以外は思ったより不自由なく過ごせました(それでも20年香港で暮らして、ローカルの食事に慣れてたからこの食事で乗り切れたと思う。そうじゃなければそうとうしんどかった)。
 逆に(相方氏との電話以外)誰とも喋らない、会わないで済むというのがこんなに楽だと思えるとは… 最近ちょっと人と合うのがしんどいなと薄々思ってはいたのですが、ここまで重症だとは。まあいくらなんでもこれ以上誰とも会わないのは逆にストレスになると思います。

画像1

今日の朝食。ベストな献立。パンがぶどうパンじゃないのもポイント。ちゃんと挟んで食べました。

画像2

 そういえば鏡開き… 忘れていたわけではなくて、餅を食べようと焼海苔は持ってきていたのですが、しょうゆはないし、そもそも茹でるしか無いけど茹でモチに合う味付けが出きる何かを持ってきていない事に気づいたので、うちに帰ってオーブンで焼くことにします(それか火鍋に入れるか)。

画像3

昼ごはん。梅菜肉餅と勝瓜の炒めもの。椎茸入りの肉餅が恋しい。
あと二口くらいのところで電話がかかったので、肉とご飯を少し残して終了。

お昼はちょっとパソコン作業をしてました。

画像4

 最近少し日が落ちるのが遅くなってるような気がします。ホテルに入ったばかりの頃は晩御飯が届く頃には外が真っ暗になってましたが、今はまだ少し明るい。ガラスにフィルターが貼ってあるのであまりきれいに見えませんが。

画像5

 晩ごはん。ブロッコリーの盛りが(笑)。肉は骨なし鶏肉のトマト炒め(煮込みに近いけど多分炒め)。この鶏肉は今までこのホテルで出された食事の中で(見た目はともかく)多分一番美味しかった。鶏肉の下味がしっかりしてて、トマトの酸味のバランスもちょうどよくて、生姜も適度に効いていて、甘すぎない、すっぱすぎないからご飯にも合うし。冷めかけているのが残念。普段香港の外の店でトマト系の中華炒めは食べないのだけど、これはできたて熱々を食べてみたい。

画像6

 夜は相方氏と電話で喋ったあと、昨日くらいから後で見返すように保存していたウェブサイトや動画からレシピを訳しながら手書きで写す作業。
 香港の家に帰ったら多分毎日食事を作ることになるので、材料が豊富なこっちで色々試してみたいレシピが色々。まずはハマナス酒をゲットして正式なレシピの叉焼を焼きたい。

 香港のコロナの広がりも、最近ちょっと市中感染が広がって、感染者が複数出ている地区では街ひっくるめて検査みたいな状況。年末くらいまでずっと水際検疫で引っかかるケースばかりで、市中感染はほぼなしだったのが、オミクロンの感染力も相まってぱっと広がってしまったわけで。

 この流行の原因の一つになっている航空会社の「貨物便乗務員の検疫免除」、いまは検疫隔離が必要になりましたが、年末年始の流行くらいまでは、そういうのが合ったのです。ただ、それをいいことに、会社側が「客機去、貨機返」で帰国させ、検疫なしで帰れた乗務員はまたすぐ乗務できる… という感じでやってたそうで。それでも帰国後3日は自宅で自主隔離がルールだったんですが、それが開ける前に食事に買い物に出歩いた乗務員から今の市中感染の広まりのきっかけになっている、という…
 この「客機去、貨機返」という言葉の意味を年末から今までずっとよくわかってなくて、単純に飛行機がそういうふうに飛んでいるということだと思ってました。
「ふーん、香港から出る人のほうが来る人より多いのね〜」くらいで考えていたのですが、航空会社が客室乗務員を「客機去(旅客便で出国・乗務させ)」、故意に「貨機返(乗客を乗せずカーゴ扱いにした飛行機で返す)」ことで検疫を免れているということだと、やっと今日になって理解した(笑)。
 中国語も日々勉強です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?