鬼滅の刃 刀鍛冶の里編 第七話 極悪人 原作116話〜117話


半天狗の本体の首は硬く、炭治郎のヒノカミ神楽でも斬ることができなかった。

炭治郎が本体の首を斬るのに時間がかかり、喜怒哀楽の鬼とは違う気配の鬼が現れたことを気づいていたが、本体の首を斬れば分裂体も消えることも分かっていたので本体の首を斬ろうとした。

玄弥も憎珀天の存在に気づいていて銃を向けたがその奥に炭治郎がいたため引き金を引くことが出来なかった。



玄弥「あいつ、さっきまで怒りの鬼だった」
炭治郎の刀が本体の首を切りかけた瞬間、積怒が両手を掲げ、可楽と空喜を吸収し、哀絶の元に移動して哀絶も吸収。哀絶は講義するように口を開いたが声を発する間もなく吸収され、積怒は憎珀天の姿になった。

「弱き者をいたぶる鬼畜。不快。不愉快。極まれり。
"極悪人"どもめが。」
憎珀天 cv. 山寺宏一

「何ぞ?貴様、儂のする事に何か不満でもあるのか 
 のう "悪人" 共めら」

憎珀天は炭治郎が戦った他の鬼よも威圧感がすごく、声も重くて玄弥は銃を構えることができず立っていることも難しかった。


窮地に追い込まれ爆発的に力を発揮するのは人間だけではない。半天狗はこれまでに何度も窮地に追い込まれてきてその度、己飲みを守ってくれる強い感情を血鬼術により具現化・分裂し勝ってきた鬼。追い込まれれば追い込まれるほど強くなる。(原作116話より)




玉壺の血鬼術 水獄鉢により息が出来ないため無一郎の肺に残っている空気が少なくなっていき僅かに残っている空気で 霞の呼吸 壱ノ型 垂天遠霞 を繰り出したが無一郎の持っている刀は縁壱零式が持っていた刀で刃こぼれもしていたため斬ることが出来なかった。

霞の呼吸 壱ノ型 垂天遠霞(すいてんとおがすみ)
天に向かって自分と垂直になるように放つ突き技

あばら家には鋼鐵塚蛍が炭治郎のために縁壱零式の中に入っていた刀を研磨していた。
「作者は誰なのだ。どのような方がこの刀を...
なぜ自分の名前を刻まずこの " 一文字を " ...」

上弦の伍 玉壺が後ろにいて鉄穴森鋼蔵が襲われていたが鋼鐵塚蛍は研磨に集中していて2人のことに気づいていなかった。そのことを玉壺が気に食わず集中をなんとか切ろうと鋼鐵塚に攻撃したが彼は作業を止めずに刀をとぎ続けた。


「どうしてそう思うんだ?先のことなんて誰にも分からないのに。自分の終わりを自分で決めたらだめだ。絶対どうにかなる諦めるな。必ず誰かが助けてくれる。1人でできることなんてほんのこれっぽっちだよ。だから人は力を合わせて頑張るんだ。無一郎は間違ってない。大丈夫だよ。」


小鉄は無一郎が閉じ込められている水獄鉢を突いて助けようとしていて玉壺の血鬼術の魚によって鳩尾を刺されてしまったが水獄鉢に息を吹きかけ、無一郎に空気を送った。
"人のためにすることは巡り巡って自分のためになる"
「そして人は"自分ではない誰かのために"信じられないような力を出せる生き物なんだよ」


霞の呼吸 弐ノ型 八重霞
幾重にも折り重なるように斬撃を与え続ける連撃技。


無一郎は炭治郎の姿をした者に言われた言葉を思いだした。その言葉は炭治郎に言われたものではなくそれは無一郎の父に言われた言葉で父は炭治郎と同じ瞳の赤い人だった。

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