本屋が気になる「今日の新刊」20 冊 — 7/27
本屋「バリューブックス」で編集者として働く飯田の、気になる「今日の新刊」です。
毎日新たに約200冊も出版される新刊に目を通し、気になったものをまとめています。思いがけない、幸福な本との出会いがありますように。
本の魅力を伝えるYouTubeチャンネル「スケザネ図書館」。
その配信者である著者が、「物語」の楽しみ方を案内…
世紀転換期を「裸足」で歩き、独自の視点からつながりの表象を読みとく異色の時代論&ポストモダン時代論。
現代人の悩みを解決する糸口は聖徳太子や福沢諭吉など先人が用意していた。ベストセラー著者がセンター倫理で日本思想を読み解く。
市民による非暴力運動は、いかにして正統性をもちえるのか。定評あるポリティプレス「キーコンセプツ・シリーズ」の入門書。
作家の〈外地〉での足跡と作品を丹念に分析し、西洋思想の視座を取り入れることで、新たな作家像を描き出す意欲作。
1865年イギリスで刊行されて以来、世界中の子どもも大人もとりこにしてきた名作を、オリジナルイラストと新訳でおとどけします!
これぞBijou bookの世界。小さくて美しいものに魅せられた美術家が、名作珍品から自身の手製本まで蒐集品150点を紹介。
人々の生活とともにあって、豊かに息づいていた、超自然的な生きものたち――
フェアリー、エルフ、ゴブリン、ドワーフらのイメージは、どう形成され、愛されてきたか。
イギリスが育んできた、妖精信仰と文学的空想を解き明かす。
妖精文化を深く知る基本書!
翻訳は、英文学者・比較文学者で、妖精学の第一人者、井村君江です。
戦争によって建築はどう変容してきたか?
一度食べたら忘れられない
「あの六角形のチョコレート」はこうして作られた
出会い・開業・暗黒時代・これからのこと――
ウシオチョコラトルの全てをエッセイと仲間とのおしゃべりで語り尽くす
尾道のはずれ、向島にある「ウシオチョコラトル」は2014年オープンのチョコレート工場。
良質なカカオ豆を求め世界中の農園を訪ね、カカオ豆の焙煎からチョコレートの製造、販売まですべてを自分たちで行う。
出会う人を虜にしてやまない「あの六角形のチョコレート」は、どうやってここまで来たのか。
はじめてのグアテマラ旅から始まったチョコレートの冒険の旅はいつもトラブルばかり。
でもそれを苦しいと思ったことはない。誰も体験したことのない若者たちの物語はどこまでも続いていく。その軌跡をたどり、多くの人にウシオチョコラトルが愛されるワケを探る。
生い立ちからペレストロイカ、東西冷戦終結、ソ連崩壊、プーチン・ロシアの評価まで、ゴルバチョフ自叙伝の決定版。佐藤優氏解説。
「ごんぎつね」の読めない小学生、反省文の書けない高校生……言葉を失った子供たちの実態と、国語力回復の道筋を描く渾身のルポ。
硫黄島に暮らしていた私の祖父母や先祖たち。もういない彼らの声が波に乗って聞こえてくルルル。分岐し交差する時間を描く長篇小説。
歩けぬ母の治療のため、灼熱の南スペインを訪れた夏。25歳高学歴プアの私は、男と女と、そして本当の痛みと向き合う。映画化決定。
留学中に出会った美少女の記憶、行方不明になった天才詩人の末路。『ライ麦』以前の初期短篇を集めた、最後のナイン・ストーリーズ。
「テスト勉強」で段取りを覚えると、人生が楽しくなる! 学校では教えてくれない、世界が変わる魔法の「時間割り」の組み立て方。
私はなぜ、清原和博に引きつけられるのか。ベストセラー『嫌われた監督』の著者が描く堕ちた英雄の4年間と翻弄された男たちの物語。
近年の音源発掘によって明らかになったアメリカン・ロックの最高峰、ザ・バンドを徹底分析する究極のディスク・ガイド。
世界は美味しい!圧倒的知性と野性の爆笑サバイバル体験記
進化論を信奉する厳格な生物学教師と、自然淘汰に晒される高校生たちの氷のような世界。世界22か国で翻訳されるベストセラー。