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「12月1周目」の気になる新刊 137冊

毎週更新している、1週間分の気になる新刊情報です。

東京から地方に移住し、大型書店が身の回りになく、続々と世の中に生まれ落ちている本の情報を得にくくなりました。

そこで、出版される本の情報を毎日ネットでチェックするように。気になる新刊をチェックし、気になったものを毎日、下記のように Twitter に投稿しています。



この記事は、その1週間分のまとめです。

なお、本記事の紹介文は、どれも版元が提供しているあらすじからの引用です。

そして、各Amazonリンクにはアフィリエイトタグが貼ってあります。こちらで得るわずかばかりの収益は、次なる新刊に手を伸ばす費用として溶かしていきます。

それでは今週も、どうぞ!

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文春オンラインの人気連載「燃え殻さんに聞いてみた。」を待望の書籍化。燃え殻の「人生をなんとか乗りこなす方法」を大公開。


ノリ養殖の歴史と食文化 から生産まで


「因果性」「実在/反実在」「価値判断」の三つの問題群に着目し、科学哲学と科学の接点を探る。


近世以降、独自の様式を発展させた日本の装身具。櫛、簪などの髪飾り、帯留、指輪といった女性の装身具を中心に多彩なジャンルを、江戸から昭和初期まで時代を追って豊富な実例写真とともに概説。男性の携帯装身具も必見。


短い言葉が心に刺さる! 「言葉の力」を信じる作家たちの名文を読み解く一冊


大学を追放された黒人青年はニューヨークで大衆運動組織に参加し、演説の才で頭角を現すが……。全米図書賞受賞、黒人文学の名作。


謎の牛乳配達人はテロリストなのか。国家独立をめぐるテロと性的抑圧を生きる18歳女性の不安と絶望を描いた傑作。ブッカー賞受賞。


古代、ヤマト政権を支えたは海人族。彼らが祀った神社、浦島・羽衣伝説、竹取物語などを検証し、その実態、発展、衰退のあとを追う。


果物たっぷりのフレッシュ、焼き込んで仕上げるベイクド。小さな人気店「ひなた焼菓子店」のレシピを基本からしっかり掲載。新装版。


「オーパ!」の旅にも同行した担当編集の著者は、その後、開高の本棚整理に当たる。そこから見えてきた、開高流本の読み方使い方。


草創期から現在まで、そして欧米から日本まで100人以上の思想家が登場。自由と協調を追及するラディカルな思想の真の可能性とは?


最後の数寄屋大工・中村外二を始め、左官、表具師、錺師、畳師、簾師、石工、庭師に聴く、京の職人技の世界。待望の復刊。


小さな食堂で働きっぱなしの毎日。

71歳でYouTuberデビューしたら、
わたしの人生、ひっくり返ったよ!!
孫娘と一緒に、世界へ飛び出した。

フォロワー(全世界に)130万人!
韓国でベストセラー 10万部!!
韓国ネット書店アラジン「今年の本 第1位」(2019年)


茶道具の銘にもふさわしい、禅語や禅に関わる銘、禅味あふれることばの銘を簡単な解説とともに紹介。


文芸誌『MONKEY』創刊号から7年あまり続く岸本佐知子の人気連載「死ぬまでに行きたい海」がついに単行本化!


片岡寛光、村松岐夫、大森彌、中邨章、今村都南雄、水谷三公、水口憲人、橋本信之、森田朗の証言でたどる、学問発展の軌跡。


「ドラえもん」連載開始50周年記念出版企画の決定版。

藤子・F・不二雄先生先生が自ら編んだ「てんとう虫コミックス『ドラえもん』全45巻」を、ドラえもんをこよなく愛するすべての人のため、100年先、22世紀の人にまで読んでもらいたいという願いを込め、、最新の印刷・製本技術と、かつてないレベルの豪華な装丁、仕様と、特典でお届けする、まさに究極の愛蔵版です。
全巻ハードカバー・かがり綴じで読みやすく丈夫。名久井直子氏装丁による表紙は布クロスにシルク印刷+箔押し。本体上部は「天金」仕様となっています。


思考を深め人間力を高める! 哲学の古典から最新の研究動向まで

哲学と宗教、国家と歴史、芸術と神話、東アジアとポストモダン、生と死の倫理について、古今東西さまざまな切り口で「教養」を深めるための書評集。私たちが日々直面しているテーマを幅広くとりあげ、書物のなかにある「知恵」を提供する。


美容師はなぜ職場に定着しないのか――質的・量的分析からワークライフバランス改善の処方箋を探る意欲作 


『源氏物語』全五十四帖の現代語訳『謹訳 源氏物語』(全十巻)の著者林望が、 『源氏物語』の味わい方を徹底解説。現代語訳を進める際に残したメモをもとに、
名文、名場面、登場人物など、面白く読むためのヒントを十三の視点でまとめる。
千年の時を超えて堂々生き延びてきた日本文学の金字塔、 その魅力を存分に味わうための絶好の入門書。


男はいつ、どのようにしてマッチョな「男性性」を身につけるのか。「男」をめぐる、今までにない当事者研究の誕生!


学校で子どもたちに性の多様性をどう教え、教職員の意識をどう変えるのか。同性愛当事者が教員として取り組んだ理論と実践。


特定の栄養が摂取できるものではない嗜好品を,人びとはなぜ好むのであろうか.コーヒー,茶,スイーツ,酒,たばこといった嗜好品が,社会のなかでどのような役割をはたしているのかを,量的データと質的データをもとにした「混合研究」の手法を用いて解明する.


谷口吉生の集大成ともいうべき建築作品集。主要作品26作を収録。本人による作品解説のほか、槇文彦氏による寄稿も。英訳付。


1896年アテネ大会から2020年東京大会まで、エンブレムやポスターからメダルやマスコットまで全デザインを網羅する完全版。


豊饒な庶民の思想にふれた石牟礼道子、岡本太郎、網野善彦、宮本常一、柳田国男から今に繋がる知恵を辿る。


「100の幸せ」を考えよう。


トルコのジズレでクルド人数百名が虐殺されたが国際社会はこれを黙認した。なぜ見捨てられたのか。その真実に迫る渾身の力作。


大ベストセラーの体内細胞擬人化漫画『はたらく細胞』がたっぷり楽しめる絵本!


通信教育や夜間中学が問う「学校に通える人」と難しい人との境界,民族学校が問う「国民」と非「国民」の境界,実業教育が問う「普通教育」とそうでない進路の境界…….「公教育」とは何か,誰になにを保障するのか.いまなお変動の中にある日本の「学校化社会」のありかたを歴史に追う.


オバマ政権で米露関係の「リセット」を立案、駐露米大使として「露の民主化と西側への統合」を推進した学者が明かす緊迫の外交とは?


ジョン・アーリの提唱する「モビリティーズ」について、交通や通信テクノロジーによる移動性の展開を初学者にわかりやすく解説。


戦前から豊饒なアメリカ=世界の映画・音楽を浴びて育ったジャズ評論家と、その後輩の批評家が文化体験を語りあう贅沢極まる対談集。


生誕80年を迎えいまだに威光を放つ巨星ザッパ。世界初の「編年体音源整理」による徹底的かつ完全な「読めるディスクガイド」が完成


和家具の歴史を俯瞰する稀有な1冊。貴重な図版、絵巻、写真を多数用いながらわかりやく解説! ?笥、棚、座卓、ちゃぶ台のすべて!


2020年3月、新型コロナウイルスの蔓延で緊急事態宣言が発令されたイタリアの24人の若者が異次元の様相の街を描く。


サルとの付き合いには「異なる者」を理解するヒントが。上野のゴリラ、多摩のオランウータンを担当した伝説の飼育員が学んだこと。


絵本と子育てにまつわるエッセイ集
「幼い頃からずっと友達だった絵本。子育てを通して大人になってから友達になった絵本。いつでも絵本へのとびらは開いていました」


「アーヤと魔女」を手掛けた宮崎吾朗が語る半生。父・宮崎駿との衝突と葛藤の日々、そしてついに勝ち得た賞賛の言葉とは?


音、布、光がざわめき、すべてが溶け合う舞台は、いかにして生まれたか。語りで紐解く、「仕立て屋のサーカス」の誕生と現在。


米国における有機農業は日本の3倍である。それを実現した、生産者でもあり消費者でもあった人々が自ら流通を整備する過程を描く。


中村哲という俳優兼歌手がいたことを覚えているだろうか。
もう忘れられている存在かもしれないが、戦後ある時期の日本で一世を風靡した存在だった。カナダ生まれの日系二世で英語が堪能、そして本格的に声楽を学んだ歌のうまい歌手。とくにアメリカ占領下の戦争直後の昭和二十年代、そしてその影響が残る三十年代においては同種の二世タレントがもてはやされたが、そのなかでも傑出した存在だった。

この本は氏の息子である著者が父親の事績をたどったノンフィクションであり、
あまり紹介されていない終戦後の占領日本を関係者取材や父親の遺した多くの資料、写真類や関係資料を読み解いて書き表した本である。


地球のさまざまな地域で起こる気象現象はときに荒々しく、ときに静寂に包まれて一瞬の不思議な光景を生み出す。神秘と驚異の写真集。


手話は言語だ。
[コーダ]=音の聞こえないろう者の両親のもとに生まれた、聞こえる子(Children of Deaf Adults)の話。

映画監督、作家であり、才気溢れる“ストーリー・テラー”、イギル・ボラ。
「コーダ」である著者が、ろう者と聴者、二つの世界を行き来しながら生きる葛藤とよろこびを、巧みな筆致で綴る瑞々しいエッセイ。
家族と対話し、世界中を旅して、「私は何者か」と模索してきた道のり。


世界が大きく転換するいま、未来の仕事を発明しよう! 事業の組み立て方、設計事務所の運営方法など、あなたの悩みにこたえる。


著者は,時代とともに変容する家族,学校,社会を視野に入れながら,時を経ても変わらざる子どもや若者の心性に寄り添ってきた。本書には「思春期臨床は,クライエントの現実の〈人生の質・生活の質〉を向上させるものでなければならない」との思いが貫かれ,児童・思春期臨床四十余年の臨床経験が凝縮されている。


「心地よさ」をカタチにする、72のプロセスを大公開!

身の丈に合った、居心地のよい家づくりと、
暮らしにしっくりと馴染む家具製作に定評のある建築家夫婦ユニット
アンドウ・アトリエ(安藤和浩・田野惠利)初の著書。


ぽてっとしたフォルムに、つぶらな瞳ー。魚類きっての癒し系が大集合。ま~るい魚130種を収録。世界に誇る日本のフグ博士が「まる」の秘密に迫る!


2017年12月に世を去った洋楽師。熱烈なファン、圓楽一門の援助で、これまで洋楽師が書き残したものを元に一書出版となる!


宮本輝の小説には、日本中、そして世界中から選ばれた印象的な場所が登場します。


推理小説好きの文学少女・陸秋槎と、孤高の天才数学少女・韓采芦の2人の謎解きを描く連作短篇、全4篇を収録! 解説:麻耶雄嵩


1970年、なにもかもを失ったぼくは、飼い猫のピートと一緒に"夏への扉"を探しにいくことにしたーー。永遠の名作、新版で登場!


話し言葉や音楽は、自然界の痕跡に満ちている!? 大ヒット『ヒトの目、驚異の進化』の理論神経科学者が、聴覚系と進化の謎に挑む


韓国科学文学賞佳作受賞の表題作、大賞受賞の「館内紛失」など少数者に温かい視線を送る女性視点のフェミニズムSF短篇全七篇収録。


アートシーンの新次元をつくるデジタルアーカイブ


びわこは400万年くらい前に伊賀の辺りで生まれ、移動をくりかえして、今の場所に落ち着いたのは100万年ほど前と言われています。内陸なのに、ハマヒルガオなどの海浜植物が生え、たくさんの固有種を育みながら移動してきた「びわこさん」。地学や植物学の成果と想像力豊かなフィクションが融合した絵本。


人類はいかに感染症と闘い、いかに乗り越えてきたか? ペスト、天然痘、スペイン風邪、梅毒等、感染症との戦いから歴史を読む。


安全とリスクに関する責任を現場の人たちだけに負わせるのではなく、リスクの発生源をシステム内部のあらゆる場所で探し続けることによって患者安全はつくり出すことができる。チームワークと協調、コミュニケーション、認知プロセス、組織、経済的・人的資源、技術と機器、政治情勢、職場の文化まで、多岐にわたって解説。


行動する思想家として活躍した保守派の父・バークの代表作を新訳。フランス革命の真実が見えてくる。中野剛志氏の解説付き。


「物言う株主」として一世を風靡した男はなぜ逮捕され、十年後、復活したのか。漫画を通じて明かされる、激動の半生と投資哲学。


時間と空間の常識を覆してタイムマシンなど常識外れの事象を可能にする根拠となる「相対性理論」が、絵本になりました!


現代物理学で最も難解でありながら,常識を覆す衝撃的内容が多くの人を引き付けてやまない「量子力学」が絵本になりました!


恋人や友だちといっしょに真似したくなるようなワンシーンをあつめた、ちょっと変わった映画案内。

映画で描かれる「愛のやりとり」「悩みと向き合う姿」「不思議な出会い」「仲間と過ごす時間」といったシーンに、あこがれたり、共感したりしたことはありませんか?

映画館での制作・展示経験もある4名のイラストレーターが、思わず真似したくなるような映画のワンシーンを紹介。


住空間の成立から構成手法、計画・設計手法について、1000点超の写真・図面で解説。現代建築家の作品など数多くの事例を掲載。


怪物園は怪物たちをのせて、長い旅を続けています。ある夜、怪物園から抜け出した怪物たちは、街の通りを行進し始めたのでした。


「問いからはじまる」読み物マガジンブック「手のひら」第2弾。集めたのは今こそ読みたい論評と気になる言葉。


木地制作から加飾まで一貫した制作を続ける漆芸家・十時啓悦の代表的な作品を紹介し、形の面白さ、漆が放つ得難い魅力を伝える。


カエサル暗殺前夜の共和政末期ローマ。時代に翻弄されるひとりの下級騎士の物語。日夜、饗宴で饒舌に語られる哲学・愛・生と死……。


怪獣発生率が世界屈指の日本。この国は、容赦なく怪獣が日常を侵していた。かつて防衛隊員を目指していたが、今は怪獣専門清掃業で働く日比野カフカ。ある日カフカは、謎の生物によって、身体が怪獣化、怪獣討伐を担う日本防衛隊からコードネーム「怪獣8号」と呼ばれる存在になる。


プロジェクト型学習中心の授業で98%が大学進学――生徒自ら課題をみつけ解決する能力を養う「探究」学習実践のための理論とヒント


スコットランド・イギリス・アメリカ・日本のゴルフ史


科学革命前夜、数学とは何であったのか。その対象や認識・論証の特質から、知の全体における位置づけまで、学問論を蘇らせる。


猫との日常には、いつも新たな発見がある。

太古より人間の側で暮らしてきた猫は、時代や飼われ方によって色々な表情を見せる。猫と犬の性質の差や猫好きと犬好きの違いについて思いを馳せる「猫と犬」(谷崎潤一郎)や、吉行家で飼っていた〈モテる〉雄猫と彼についての思い出を語る「モテる系統のネコ」(吉行淳之介)など、猫の生態と猫が繋ぐ人々の機微を味わうエッセイ集。


日本経済の父の生涯と、家庭人としての素顔
江戸から昭和へと四つの時代を駆け抜けた実業家、渋沢栄一。

新政府では大蔵省の官僚として、そして民間では多くの企業の創立や発展に携わる経済人として生きる中で、彼が重要視したのが〈公益の追求〉である。道徳に従った活動こそが経済の持続につながるという。息子の視点から、家族とのエピソードを交え栄一の生涯を俯瞰する随一の伝記、待望の文庫化!


元アメリカ大統領が生涯をかけて記録した大戦の真実とは?翻訳を手掛けた歴史家がまったく新しい第二次世界大戦の見方を提示。


物理学者ニールス・ボーアを生んだデンマークの絵本作家が日本の子供たちに贈る、ガチョウ村の愉快なお話をまじえての量子力学の世界


現代英語において実際に使用されていることわざの具体例を検討し、英語のことわざの使用の現状とその特徴を英語学的に探る。


『週刊Gallop』で6年間連載のコラム『超馬券のヒント』をベースに、書き下ろしを加え、ひとつのストーリーとして1冊に。


「可能性の文学」にいたる織田作之助の文学論を初発からたどる評論集。


安全衛生管理のイロハをマンガの主人公と一緒に学べます


地域雑誌『谷中・根津・千駄木』から出発し、評伝をはじめ多彩な活動を続けてきた著者が出会った人びとを回想するエッセイ集成。


科学技術と社会の関係深化がもたらす課題と、コミュニケーション・意思決定のあり方を、さまざまな視点から提示する。


食の記憶が過去を呼び覚ます
フランス料理の真髄と隠された秘密

ひとつの扉のむこうに、もうひとつの扉がある。
新鋭・上村渉による初小説集が、ついに刊行。

離婚によって心の支えを失った男。フランス料理のシェフもまた、フランスでの修業時代に大切な人を失っていた。パリで傷つき、リスボンへと向かう旅での発見、そして、日本で得た安住の地。深い心の傷を負った男ふたりがたどり着いたのはやはり料理だった。15歳少女の一時保護によって浮き彫りになる家族の絆を、外国人労働者の問題を絡めて描く「あさぎり」も併せて収録。


『中央駅』『娘について』のキム・ヘジン、待望の短編集。

巨大な物流倉庫の職場で出会った、自分本位で他人と関わろうとしないオビーと、同調することばかりを考える自分との違いに心乱される「オビー」、チキン配達で出会った自殺願望のある男とのやりとりを滑稽に描いたデビュー作「チキン・ラン」、彼女にふられ、あてもなく訪れた公園で老人に誘われ始めたなわとびで、別れた彼女との気持ちを少しずつ整理する「なわとび」、スランプを抱えて筆が進まない語り手と、英語教室で出会った異国の人ワワとの心の触れ合いが行き着く先を描いた「ドア・オブ・ワワ」など、今を生きる不安定な若者たちの仕事や社会との関わりを描いた7編を収録。


高密度巨大都市や人と人の交流空間を諦めるべきか?欧米の議論、施策を振返り、アフターコロナの都市づくりの論点を提示する。


本書では名画をケーススタディとして、レンズを利用したさまざまな「表現」を学びます。


東大入学とほぼ同時に、統一教会に入った気鋭の哲学者が、その数奇な半生と宗教体験を振りかえる。


世紀の脱獄王"から"犯罪捜査学の父"へ──。無実の罪で投獄され、後に世界初の私立探偵となったヴィドックの数奇な運命!


背後にアメリカの歴史そのものが横たわっている
『トム・ソーヤーの冒険』を精読する!


こまいぬシリーズ第三弾!最終版です。
珍犬、怪犬、280匹大集合。Ⅰ、Ⅱに優る多さ、楽しさ、面白さ。
コロナ警戒下ですが普段の神社は人影も稀で密のない清々しい場所です。
本を片手にこまいぬ散歩は如何でしょう。


ライブペインティングパフォーマー近藤康平初の作品集。豪華箔押しドイツ装。額縁扉に特製シートをはさめば4種の表紙絵が楽しめる!


思考の羅針盤。「常態」を失わないための思考方式(マナー)を吉本に学ぶ。戦後思想のあり方、資本主義の現在などを中心に完全解説。


誰からも聞かれていないし、
誰にも話していないけれど、
誰かに話したい作家たちの話

“韓国の芥川賞”とも称され、韓国で最も権威ある文学賞「李箱文学賞」。
その大賞を受賞した作家は、受賞所感とともに「文学的自叙伝」を発表する習わしがある。
どんな本を読んできたのか、どのようにして小説を書き始めたのか、どんなふうに作品を書いてきたのか――。
歴代の受賞者23名による文学的自伝エッセイ集。


コロナ禍にめげない古書店巡り

毎日が読書日和の〝古本随筆の名手〟が、〔本編〕の後に〔追記〕と〔付記〕を重ねてつづるおなじみの古本体験記。人と本、本と人とが縦横無尽に交差するエピソード満載!


北陸の小都市に暮らす練達のジャーナリストが、揺るがぬ視点と類い稀な記録精神で書き続けた、パンデミック日乗。
人間と人間のネットワークが地域の未来を創り出す、との指摘がまぶしい。鎌田慧(ルポライター)推薦!  


すべてのゆかいな仕事人のためのリトルマガジン『仕事文脈』。今回より特集 2 本立て、増ページでボリュームアップ!

特集1:ことばはどこに行く
この時期、いろいろなことばに翻弄された
体を動かせなくなって、いつにも増して大きく、広がり、のしかかったことば
仕事をし、生きるうえで、疵にもなり支えにもなったことばのいろいろ

特集2:7年8ヶ月
7年8ヶ月に及ぶ長期政権が終わった。この政権発足の約1ヶ月前、仕事文脈は創刊した
この期間、私たちは、仕事やくらしはどう変わったのか変わらなかったのか
これから7年8ヶ月あったら何ができるだろう、何をしたいだろうか


著者もいよいよ70歳! 『悩む力』から12年、政治学者で東大名誉教授の姜尚中が人生100年時代に放つ「後半生」の生き方論。


注文の多い料理店などおなじみ誰もが知っている宮沢賢治の作品と共に紡がれるエピソードを食べ物と共にお届けします。

魚乃目三太の人情味ある描写で描かれる伝記グルメ浪漫堂々完結!


漫画家デビュー30周年記念! 井上三太の集大成的画集。


当たり前すぎて気にもしない、電車の通り道には複雑な歴史が眠っている。

毎日利用してる鉄道路線の「そこが、そのようにカーブしている」のにも理由があった!
当たり前すぎて気にもしない、電車の通り道には複雑な歴史が眠っている。
立ち止まって掘り下げた33の謎を、わかりやすい地図とともに解説。


ビートルズ解散50年&ジョン・レノン生誕80年(没後40年)! ビートルズ研究の第一人者がおくる、日本人による初の本格評伝。


第二次大戦終結までに、ナチス・ドイツは一億冊を超える書物を発禁・焚書処分にした。対するアメリカは、戦場の兵隊に本を送り続けた――その数、およそ一億四千万冊。図書館員は寄付された書籍を兵士に送る運動を展開し、軍と出版業界は兵士用の新しいペーパーバック“兵隊文庫”を発行し、あらゆるジャンルの本を戦地に送り届けた。史上最大の図書作戦を描き、本のもつ底力を伝え、絶賛を博した傑作ノンフィクションが遂に文庫化!


脳性まひ者の稔は妻子に恵まれ、店の経営も順調。だがウーマンリブの闘士希理子と出会い真剣に愛し合う。大人のほろ苦いラブロマンス


初詣に、すごろくにカルタなど、十二支の動物たちが思い思いにお正月を楽しみます。お正月絵本の決定版。日本文化の良さを伝えます。


19歳の鬼才、降臨。衝撃の問題作、爆誕。 

彗星のごとく現れ
SNS上の話題を一心に集めた
“浄土るる”。

いじめを題材にし、
SNS上で累計10万いいね獲得『鬼』や、
幸せについて思いをめぐらす
人間ではない生き物たちの苦悩を描いた『猫殴り』など
目を離せないラインナップ。

さらに未発表の短編『こども』も収録し、
圧倒的密度であなたに濃密な“気持ち”をお届けいたします。


元・週刊ゴングの名編集長・小佐野氏とプロレスファンとしても知られる二宮氏がジャイアント馬場・アントニオ猪木から、藤波、長州、鶴田、天龍、タイガーマスクまで、人々を熱狂させた昭和プロレスを数々の名レスラー、名勝負を語りながら懐かしみ、さらにはその本質論、タイガージェットシンなどのヒール論にも迫る。


衝撃のデータが世界の見方を変える!トイレからオフィス、医療、税金、災害現場まで、「公平」に見える場所に隠された格差に迫る。


『宝石の国』11巻特装版特典の上製本が単体で発売。宝石と月人の生態、文化をイラストと文章で詳説。ケース入り上製本仕様。


西島大介の傑作ファンタジー『世界の終わりの魔法使い』シリーズが、全6巻の「完全版」として蘇る! 本書はその第1弾!!


同時発売の2冊目は日本編。世界の昆虫にも負けていません。その忍術使いのすごさに驚くよ! 養老さんの楽しい文章も続いています。


リトルプレスで人気の作家の商業出版デビュー作品。「光」をテーマにした、オールカラー新作イラスト詩集


虫の面白さの第一は、虫たちの上手な生きる工夫にあるという養老さんと昆虫写真の世界的第一人者=海野さんの新シリーズがスタート!


ゼロ金利、量的緩和、インフレ目標、政府との共同声明、異次元緩和ーー。異例の金融政策の背後で、いかなる議論や駆け引きが行われていたのか。日銀法改正から菅政権発足まで。日銀に密かに眠るオーラルヒストリーを基に、悲願の「独立性」を追い求めて後退戦を余儀なくされてきた新日銀歴代総裁の苦闘の歴史を白日の下に晒す。


「ステイホーム」する家がないーー。コロナ禍による派遣切りに遭い、ネットカフェなど拠り所を失い、追い詰められ、助けを求める人たち。対する行政の「水際作戦」の横行。緊急事態宣言発出日以降の支援者の日記から浮かび上がる、福祉の貧困と、それに抗い、つながる人たち。この社会の実態を突きつける貴重なドキュメント。


出生前診断を利用した「検査ビジネス」の急成長。障害児の治療拒否。「やまゆり園」事件の闇。優生思想の現状を検証する。


漢字はいつどのように日本列島に伝わり、社会に広がったのか、ひらがなやカタカナはどのように誕生したのか。木簡など出土文字資料や金石文の研究が日本のみならず韓国や中国でも盛んになってきたことにより、文字とことばの関係をめぐる研究は新たな展開をみせつつある。歴史学・日本語学など幅広い視点からわかりやすく解き明かす、文字文化研究の最前線。


世界の構造、認識の対象がいかに成立しているのかということではなく、命題において表される知識とこれに対する心の関わり方を問う。


アートシーンの新次元をつくるデジタルアーカイブ


現代の政治哲学・社会哲学に多大なる影響を与え続けるハーバーマス。その多様かつ壮大な理論体系の全貌を明らかにする。


様々な理解度の理工系の大学1年生を対象に,高校の力学から始めて大学の力学まで,論理の飛躍がないように丁寧に解説している.


ヴィゴツキーや後期ヴィトゲンシュタインに依拠しながら、遊び、発達、学習をインプロを通して結びつける革新的教育活動の入門書


イギリス系の夫、イタリア系の妻。倦怠期のオーストラリア人夫婦の元に来た日本人女子大生。文化ギャップに軋む家族は再生できるか。


怒り、愛情、恐怖……。感情がメディアを駆けめぐる。SNSや、一見「客観的」なニュースにさえもあふれる「感情」を鋭く分析する!


道徳・人間・社会という三大テーマを巡る議論の流れに、多士済々の思想家たちを位置づけ、近代イギリス倫理思想の全貌を描き出す


ペルー北部山村のチーズを販売する農民の試行錯誤から生まれた知恵は、閉塞感のある現代社会に生きるわれわれにヒントをくれる。


洒脱にして剣呑、静謐にして囂囂たる、“僕”と“おじさん”と“おじいさん”の夢幻の如き日々は、どこに辿り着くのか。
ランボー、アルトー、ジュネ、ヴィアンの翻訳者が満を持して放つ、破格の書き下ろし長編小説!


表千家14代お家元・千宗左宗匠(現・千宗旦)による、茶の湯の心を平易に説いた名著が千宗旦の一文を頂戴して待望の復刊。


「政治」や「国家」という領域にこそ現代日本における哲学の可能性を見出す著者が、アーレントの思考を導きの糸として、「政治的(ポリティカル)なもの」の由来たる「ポリス」へと遡り、そこから現代に向けて放たれる清新な光を見極める。「ポリスへの愛」は「自己愛」「平等への愛」であるとともに「共同体への愛」でもあった。


屈指の知日派がはじめて明かす、日米外交の知られざる現場。


たとえば、物語の中で少女が食べる「甘パン」。あるいは、殺し屋が飲む一杯の「珈琲」。小説、エッセイ、日記……と、作品に登場する様々な「食」を、二人の作家はあらゆる角度から食べ、味わい、読み尽くす。その言葉が届くとき、あなたの読書体験は、眼前の本の味は、まったく新しいものに変わる。読むことで味を知る、味を知ることで読みたくなる。すべての本好きに贈る、極上の散文集。


やがてブームは終わり、世間は彼らを「一発屋」と呼んだ。大ブレイクを果たしたのちテレビから姿を消した芸人たちの人生はしかし、その後も続いている。自身も一発屋芸人と呼ばれた著者が、コウメ太夫、ジョイマン、波田陽区、キンタロー。、スギちゃんなど12組の芸人に取材。不器用ながら一歩ずつ前に進むそれぞれの今に迫る。編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞受賞の、感涙ノンフィクション。


治験のアルバイトに参加したミロク(26)が病院で目を覚ますと、地上から人の姿が消えていた──。コロナ質量放出が地球規模の大停電を引き起こし、ライフライン停止、原発危機、新型ウイルスによる感染症の蔓延が同時発生。あっというまに近代文明は失われ、人工知能が新世界の構築を推進している。人類はこのまま滅びゆくしかないのか? 前代未聞の大淘汰に、一人のゲーマーが立ち向かう。


前著『図鑑 世界で最も美しい蝶は何か』の増ページ・増補版。
14ページ新ページを追加。全体で100種、写真350枚を収録。
新ページはアグリアスの雑種の変わり種、アジアとアフリカをつなぐマダガスカルの蝶、ニューギニア新取材によるトリバネアゲハの新写真、台湾の蝶フトオアゲハ、ナイジェリア・アフリカの怪蝶、そして「小さくても美しい蝶」など。


教育心理学、哲学、認知言語学、そしてリハビリテーション治療学とのコラボレーション
姉妹編『臨床のなかの対話力』の、その次のステージへ


クレオパトラは、何でお尻を拭いたのか?
「人間の本質は“脳”ではなく“腸”である!」
古今東西のウンチクをユーモラスに語りながら人類とウンコの深い関係を描く!


荻窪のコンビニから、村上春樹へ、そしてパリ・ノートル・ダムへ。日常を冒険に変える奔放な思考の脱線 第2弾。


日本において「イレズミ(入れ墨,刺青,タトゥー)」は近代よりもはるか昔から存在している一方,施術による健康へのリスクが指摘されるほか,現代社会では一定のスティグマが存在し,イレズミを理由に就学・就業や公共の場所の利用を拒否されることがあり,タトゥーのある訪日外国人の受入れに苦慮する等の事態も生じている。本書は,この問題が特に先鋭化した大阪でタトゥーの彫師が医師法違反により逮捕されながら無罪となった事件を契機として,イレズミをめぐる文化・歴史的経緯を見据えながら,現代のタトゥー規制の問題について憲法学・医事法学等の法律学の視点から総合的に検討する。さらには今後求められている制度設計等につき,比較法的視座を広く提供する。タトゥー裁判の弁護団の寄稿も掲載。

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