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韓国語翻訳練習 ハ・テワン~全ての瞬間が君だった~77「2.二人だけの季節が始まった瞬間」

永遠に似ている君


永遠に似ている君がさらに好きになっている毎日だ。最近になって小さな望みのようなものが一つできた。だから、永遠の香りが留まればいいってこと。そんな君にも私が留まる無限をずっとあげられるように。

もう外の天気がかなり秋の感じを匂わせている。私たちが一日中くっついていてもいい季節になってきたってことだね。


今はもう早朝

窓の隙間から恥ずかし気に差し込む日差しに

君が隠れていて、

ドアの外から聞こえる

台所のガラガラという音にも

不思議と君がいる。


そして昨日、君にものすごく会いたかった。多くの人が連なる横断歩道を渡る子供たちの笑い声で、私たちの幸せな未来を見るほどだったから。


君は私にとって

本当に大きな幸せであり、

小さな世界だ。


雲一つないがら空きの空に秋の日差しがギターの旋律のように柔らかく流れているけど、気持ちとしてはその全てを一つにして君に渡したい。できるなら私がその音楽を演奏して君に聞かせてあげたいと。


とにかく、私をなんの条件もなく包んでくれる君に感謝する今日だ。君と一緒にただ普通の芝生を歩きたい夜であり、そのこじんまりとした手を取って約束のない旅行に旅立ちたい、そんな夜。

いつか私が、鼻をくしゃっとする君の表情がかわいいと言ったけど、そんな私に一日中その表情を映した写真を送ってくれた君がすごく好きだ。


今のこの人生がとても愛おしい。ちょうど7歳ころ、母の前で駄々をこねていた自分に戻ったような気分だ。

君がそばにいてくれさえすれば、なぜかしら平穏さに今のこの辛さ全てを置いておいて、子供のようにぴょんぴょん走り回ってもいいような感じ。


ありがとう、私に誰かをこれほど深く愛することのできる機会をくれて。また、違う人のふりで嘘のように生きてきた私を、季節が変わるのを待つことのできる人にしてくれて。


そんな君がありがたくて、

そんな君をこの季節くらい愛してる。

いや、ひょっとしたらそれよりずっと。


もうすぐはっきりと秋になるけれど、その時はまたどれほど素敵な君に会えるのか明日の朝から改めて楽しみだ。


まだ夏が駄々をこねている秋の初めに。





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