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ライブハウスまでの道のりは花嫁控室のように

 ハロー子どもたち。kyuphyだよ。今日のお話は「ライブハウスまでの道のりは花嫁控室のように」だよ。それじゃあさっそく、音楽それいっこ開幕!!!!

 産まれて初めてのライブハウスは、母の友人の趣味でやってますみたいな地元のおじさんバンドのゴリゴリのロックを幼い時に見に行った。うるさすぎたのと人がそれなりにいたので体調を悪くして、割とすぐに出た。ごめん、知らない人。ソレ以来ライブハウスに行くことはほとんどなくなったけど、高校の時に軽音楽部に入ってから世界が変わった。先輩のライブに誘われて行ったんだけど、ほんとうにかっこよかった。俺もこんなふうに演奏できるようになりてえなと思って、練習に夢中になったのだ、、

 いわゆるインディーズバンドのライブを初めて見たのはTETORAだった。めちゃくちゃ良くてかなり追っかけてた。(今はもう全然聴いてないけどネ)TETORAの対バンとして来ていたバンドを聴きあさって、、今に至るのである。これまでたくさんライブに行って来たけど、ライブハウスまでの道のりは本当に特別なものだったりする。

 kyuphy的ライブの楽しみ方!その1。まず、お目当てのバンドは直前まで音源とか聴かない!そうすることによって、ライブを見た時の「あぁやっぱこれやわ」感が演出できます!終演後に音源を馬鹿ほど聴くとライブの時の感情とか、ライブまで頑張って生きてきたこととか色々思い出せて、それからの生活が少し頑張れます。その2。ライブハウスまで行く道のりはなるべく周りを見てみる。電車の中でジロジロ見られるのは怖いのでやめてください。ライブハウスまでの景色とか、遠くから歩いてくるカップルだとか、配達しているバイクとか、そういった日常の切れ端に目を向けてみる。そうすることによってライブの非日常感が緩和される。非日常を体験してしまうと人間は簡単に日常に戻れないのだ。。その後の生活で辛くならないようにするために日常のなかでもいいことあるじゃんくらいの気持ちでライブに行くのがおすすめ。その3。ライブハウスでは周りを見ない。フロアが嫌いになるから。フロアが嫌いって理由で音楽聴かなくなったらすげえ損してる気分になるので、ライブハウスでは自分の世界に入っちゃいましょう。(人様に迷惑かけろとは言ってねえぞコラ)真摯に音楽に向き合うって意味です。不純物を取り除け!

 よく映画とかで花嫁控え室を見たりしません?そこで娘と母の感動的な会話があって、送り出してくれる〜的な。ライブまでの道のりはそれに近いと思うんですよ。ライブくらいしか生きる楽しみが無いようなワレワレには、それまで本当に頑張って生きてきてるわけじゃないですか。どんなに理不尽なことも、だるいことも、つらいことも、ライブが見れるならなんとか頑張れたりするじゃないですか。当日の道のりは、それを思い出しながら頑張ったねって言ってもらえるような気持ちで行くんです。俺は。頑張れ!って言葉よりも頑張ったね。って言葉の方が嬉しかったりするじゃないですか。こんな俺にも寄り添ってくれる音楽があるって事実がもう幸せなんですよ。この感情わかります?クソばかりの毎日でも、胸にぶっ刺さる音楽こそが救済となり、、、、

 ばっと入った時のkyuphy的脱出法!fuckそんなんねえわボケ。辛いもんは辛い。苦しいもんは苦しい。だから変に強がらないで認めることが大切や。あとな、苦しみの中で手を取り合える人間はまだ救いがあるで。それに気づいてないのなら気づけアホ。友人や恋人、あなたのそばにいてくれる人、そういう人を大切にしてほしい。kyuphyとの約束ですよ。

次回、さよなら、愛しい音楽たちよ!お楽しみに。 

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