【大人の食育】姿勢が食事でよくなる?
「ご飯(米)を食べると姿勢がよくなる」と聞いたらどう思いますか?
「またまた~ぁ」と思う方がほとんどではないでしょうか?
姿勢は胃腸と関係があります。
おばあちゃんの知恵袋のような話ですが、私の祖母は「正しい姿勢で食べないと変なトコロに入る」と教えてもらいました。
大人の今「変なトコロ」とは何なのかわかりませんが(笑)
よくないという意味でしょうね。
胃腸のぜん動運動が、活発だと姿勢も正しく保て、胃腸の動きもリズムカルに、収縮や弛緩を繰り返し、食べ物の消化吸収を進めてくれます。
以前、胃腸は筋肉だとお話ししましたね。
不調がある胃腸は、収縮が弱まり、筋力低下が起こります。
筋力低下した胃腸は、自分自身で支えられなくなり、垂れ下がってしまいます。
胃腸を含む内臓は、正しい位置というモノが決まっており、ズレることで、じん帯などの組織が連動して垂れ下がる羽目になります。
すると、連動している筋肉や骨なども影響を受け、猫背、巻き肩、反り腰、ポッコリお腹になります。
つまり、胃腸が垂れ下がると骨盤のズレから起こる様々な不調が起こるというこです。
いつも私が「大人の食育」とともに放送中の「脚やせ」に関連がある内容ですね。
胃腸のぜん動運動を正常に戻すために、連動している消化管を動かすために咀嚼(そしゃく)で胃腸の筋トレをすることです。
消化管の説明は以前も軽くしましたが、世界的な解釈では口から肛門です。
しかし、日本は口は歯科、食道から腸まで消化器、直腸から先は肛門科などと分かれてているため、範囲も細分化されています。
口で咀嚼すると、アミラーゼという消化酵素が分泌されます。
咀嚼すると、連動して胃腸が動き始めてくれるのです。
結果的に、姿勢がよくなり胃腸が垂れ下がっていた時に押しつぶされ、折り曲がっている状態の血管は、広がり血流がよくなり、老廃物の排泄や栄養の消化吸収がよくなります。
健康や美容に繋がります。
年齢を重ねても背筋がスラーっと伸びて若々しいシルエットで素敵に見えるはずです。
噛むだけで、内臓が活発になり、若々しく見えるのなら、やらなきゃそんですよね。
ご飯は甘くなるまで噛みましょう。
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