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ウェルビーイング

はじめに

ウェルビーイングという言葉を知っていますか。
私は詳しくは知らなかったのですが、ある資料を目にしたときに思わず見入ってしまったので少し紹介したいと思います。
私の見方・考え方があっているかどうかはわかりませんが、お付き合いください。

「健康とは、身体的、精神的、社会的に良好な状態であって、単に病気、病弱でないということではない」と和訳されている単語がwell-beingだそうです。
英和辞典で引くと、健康・幸せ・福祉と出てきます。
つまるところ、ウェルビーイングとは、体と心と社会の良好な状態を表すではないでしょうか。

幸せな人は視野が広い
幸せな人は創造性が高い
幸せな人は友達が多い
幸せな人は健康長寿 など

こうした幸せに関連する事柄を調査研究した学術があり、その結果から導き出された
「幸せの4つの因子」を紹介します。

①【やってみよう!因子】
正式名称:自己実現と成長
実現したいことが明確で、やりがい、生きがいをもち、主体的に歩む人、学習・成長する人は幸せということをもたらす因子
自己肯定感とも関連する

②【ありがとう!因子】
正式名称:つながりと感謝
感謝をすること、利他的で親切であること、多様なつながりがあること
人と人とが対話をして分かり合い信頼し合うことに関連した因子

③【なんとかなる!因子】
正式名称:前向きと楽観
ネガティブよりポジティブ、悲観的より楽観的な人が幸せであることを表す
自己受容感とも相関が高い因子でチャレンジ精神とも関連する

④【ありのままに!因子】
正式名称:独立と自分らしさ
人と自分を比べ過ぎないことに関連する因子
専門用語では本来感(オーセンティシティー)とも呼ばれ、自分軸、個性を発揮する人は幸せであることを表す

これらの4つを満たしている人は幸福度が高く、どれかを満たさないと幸福度が下がり、すべてが低い人は最も幸福度が低いということがわかっているのだそうです。

みなさんの4つの因子はどうですか?

ありありなんやっ!

私は教育関連の仕事をしているので、子どもにウェルビーイングの条件をどのように生かしていけるかについて考えていこうと思います。

うーん、例えばすぐに取りかかりやすいことであれば、
4つの因子をそのまんま掲示したり、関連したキーワード(気持ちが上がるような)を子どもたちと一緒に考えたりしますかね。

その後、関連する本を読んだり、市販のワークを使って事例学習をしたりして、その都度、掲示したウェルビーイングのキーワードを振り返ると効果的かもしれません。
この積み重ねでしょうか。

「ありがとう!」
「ありのままに!」
「なんとかなる!」
「やってみよう!」

私の読んだ資料には
「ありありなんやっ!」と元気が出るキーワードが紹介されていました。
あり・のまま
あり・がとう
なん・とかなる
やっ・てみよう

覚えやすいですよね。
未来を拓く幸せをつかむために・・・今日も「ありありなんやっ!」
さぁ、みなさん、ご一緒に!!

終わりに

今回はウェルビーイングの紹介であって、「幸せ」「幸福」というものがこれらに括られたり、縛られたりするものではないことは述べておきます。
幸せは自分で決めるものでしょうから。
あくまで、いち事例としての紹介と捉えていただくとともに、何かの参考にしていただければ幸いです。

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