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弓道の魅力

はじめに

新入生の皆さん、大学生活には慣れてきましたか?対面授業も始まり忙しい日々が待っていることと思いますが、友達とも助け合いながらぜひ楽しんで欲しいと思います!

今回は「弓道の魅力」について語っていきたいと思います。主観ではありますが、他の競技に比べ弓引きには「弓道が好き」という人が多いように感じます。弓道のどのようなところが我々を惹きつけているのか、ここでは大きく3点紹介していきます。

魅力その① 中った時の快感

やはり一番の魅力はこれに尽きるでしょう。放った矢がまっすぐ的に吸い込まれていくまでの軌道、的に刺さった時に響き渡る明朗な音、そして仲間からの矢声(中った時のかけ声)....。これらをひと息に浴びたとき、昂奮とも嬉しさともつかない、なんとも言えない心地良い感覚が全身を支配します。そして、この感覚は練習を重ねるにつれだんだんとクセになっていき、気づけば積極的に弓を引くようになるのです。五感で「中り」を捉え、高揚とともに自分の上達を噛みしめられるのはとても楽しく、新鮮であると思います。

魅力その② 究める道は人それぞれ

「弓道=的に中てる」ことがすべてかというと、必ずしもそうではありません。もちろん競技である以上高い的中を出すことは重要ですし、中てることを求められる場面の方が多いことは事実です。しかし、ただ中てればいいのかと問われると、答えは「否」です。所作の綺麗さやひとつひとつの動きの緻密さなど、つきつめるところはたくさんあります。高い的中を安定して出せる引き方を探るもよし、射の正しさ・美しさを追求するもよし....弓道は多角的な目標を立てることのできる競技でもあるのです。

魅力その③ 徹底的に己と向き合う

弓道の最大の特徴として、「対戦相手/敵がいない」ということが挙げられるでしょう。多くのスポーツの場合は他の選手を敵としてプレイしますが、弓道は直接的に他者と戦うわけではありません。めいめいが的を狙って矢を放つという、ある意味で完全な「個人」競技といえます。もちろん試合では勝敗や順位がつくのですが、それはあくまで的中数という結果論であり、他の競技に比べると競技中に相手を意識することは少ないと思います。しかし、そのぶん我々は自分自身のことを考えながら弓を引けるのです。今の自分は何ができていて何ができていないのか、弓を引くときにどんな精神状態をしているのか、普段の練習と試合では何が違うのかなど、射そのものだけでなく自分の心にもしっかり向き合い、理解していくことができます。競技を通して徹底的な自己分析ができるようになる、それも大きな魅力のひとつだと思います。

おわりに

今回は「弓道の魅力」について3つ取りあげました。かなり語っておいてなんですが、ここに書いたものはあくまで魅力のほんの一部にすぎません。実際にやってみることで、好きだと思えるポイントが新たに見つかる可能性が十二分にあります。ぜひ弓術部に入部し、共に弓道の深淵をのぞきにいきましょう!



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