ミツさんの『どや?おりたたみ自転車乗らへんか』は豪華内容の詰まった三部作
おりたたみ自転車の魅力満載!
こんばんは。
カーボです。
今日はミツさんの最新作
『どや?おりたたみ自転車乗らへんか』
を読んだのでその感想です。
◯おりたたみ自転車の魅力満載
コチラの本は実質三部作で構成されてます。
一つ目はヒガシとニシがおりたたみ自転車の
魅力を伝える旅の物語。コチラが本編です。
二つ目は俳優の石井正則さんとの対談。
石井さんはおりたたみ自転車ミニベロの
親善大使にも選ばれてるそうで、
おりたたみ自転車の魅力を熱く
語ってくれています。
三つ目は随所に書かれている
観光案内。東京近郊の方なら
「ちょっと足を運んでみよう」
と思えるところがたくさんありました。
最後の方には観光案内がまとめて
書かれていてちょっとしたるるぶっぽい
感じになっています。
僕はその中でも星野リゾート行ってみたいなー
と思いました。羨ましい!
◯ヒガシとニシの物語
本の中で一番のオススメは
やはり本編のヒガシとニシの物語です。
心にじんとくるものがありました。
おりたたみ自転車の魅力を語り合いながら
徐々に二人の家庭や内面の事情が
明かされていく。
心の喪失を埋めるべく二人は出会い、
そして、おりたたみ自転車の
魅力にとりつかれていた…
決してハッピーエンドではなく、
様々な感情を呼び起こされる物語でした。
これ以上はネタバレになりますので
是非、本編を読んで欲しいです!
◯丁寧な取材力がいきている
この物語で立ち寄った場所のほとんどが
ミツさんが実際に立ち寄った場所であり
丁寧な解説がされています。
ここら辺は物語でありながら
観光案内である本で、
十遍者一九の『東海道中膝栗毛』も
きっとこんな感じだったのかなー
と思いました。
(読んだことないのでイメージですが)
書き手の立場から考えると、
一つの話でこれだけ取材して書くというのは
とんでもない労力で、
ミツさんの真摯な姿勢に改めて
頭が下がる思いでした。
丁寧な取材力✖️描写の文章力
ということでとても魅力的な
物語になっています。
◯自動車乗りたい!
この本を読むと素直に自転車乗りたい!
と思えます。自転車に乗って風を切る描写が
本当気持ちよさそうでいいんですよね。
ちなみに僕は地方都市在住で何をするにも
車というところに住んでます。
なので、僕が書くなら
『どや?軽自動車乗らへんか』
になるかなーと思ったり😄
たまには軽自動車を捨てて、
自転車の旅もしてみたいなーと思いました。
自転車の魅力を存分に感じれましたね。
とくに都内の方は行ってみたい
観光スポットの紹介が厚めに
されていますので是非読んで欲しいと
思います!
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