見出し画像

若者から学ぶ大人

就職活動が終わり、現在内定先のグループワークを行なっている。5人のグループで2つのテーマについて内定式での発表に向けて進めるというものだ。私はグループのリーダになりワークを進めているのだが、そこで大きな学びがあったので久しぶりにNoteで共有したいと思う。

グループ構成は全員女性、そして私以外はみんな2個下だ。(理由はプロフィールでもわかるように2年大学生活がダブっているからだ)ワークを進める前の私はこんなにも自分が無知であるとは気づかなかった。2つのテーマに対してチームごとにアイデアを発表するのだが、なるほど私以外の4人はとても奇抜なアイデアがじゃんじゃん浮かんでくるではないか。私が思いつくのはせいぜい既存の商品に毛を生やした程度のものなのに彼女たちはこれでもかというほど、早いスピードでたくさんのアイデアが飛び交う。

この状況の中で私は軽いカルチャーショックに陥った。2年違うだけで私はこんなに頭が固くなってしまったのかと。これがもし2年ではなく10年や20年も違うとこれは考えていることも全く違うのであるのだと。

そして、こうとも思った。社会に出ることは、このカルチャーショックの中に飛び込むことなのだと。私にとって年上の人々の考え方や価値観は、親との関係の中で学べることはあったが、一方、年下の兄弟がいない私にとっては、意外にも年下の斬新な意見を受け止めるというカルチャーショックが初めてだった。

この衝撃が冷めないうちに私はある記事を見つけた。リクルートマネージメントソリューションズの「大人は若者から何を学べるか」という記事だ。

ここでさらに、若者から積極的に学ぼうとしている大人は約2割しかいないということに驚いた。世間での若者は教えられる対象ではなく教える対象なのだ。

けれど、私は今回のワークでの経験を通して、若者から得られる斬新なアイデアは世の中を前進させるパワーになるのではと感じた。この記事のデータからも、若者から柔軟さや新たな発想・コラボレーション共存など多くの新しい価値観を学ぶことができると示唆している。

大人が若者から学ぶ姿勢を身につけるためには、過去の学びを脇に置きゼロから学び直す必要があるのではないかと思う。

24歳の私でも感じたこのカルチャーショックの中に、これから社会人になる私が将来どういう大人になるべきか考えるきっかけがあったと思う。

私は、過去の学びを脇に置き若者の意見を聞き入れる大人になりたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?