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円は適正な価格へ戻る



1ドル200から250円が適正だ

これは単純にラーメン1杯がNYで2500円と言う値段である事とプラザ合意前の円の水準に照らし合わせた金額だ
急にそこまで円安にはならないし、なれない、5年から10年程度かけてそうなるだろう
東京の最低賃金も2500円程度になると予測できる

この話は楽観的だが過去の事実を検討し、私が出した推論である

日本は戦争で負けたが経済で巻き返した、そしてその経済をプラザ合意により潰されてこの30年耐えてきたのだと私は考える、何せ何をやっても給与が上がらず物価は上がるのだ
「やり甲斐」なんてないに等しい30年だ

プラザ合意はアメリカの都合で円高に是正された人為的な物だ、人為的に歪な形で円高になり、それが続いていたが、その結果日本の国際的な競争力は下がり、もはや円高である必要がなくなった

日本人が耐えてこられたのは我慢強い国民性によるものが大きいのではないだろうか

給与は上がらず物価は小幅に上昇、ブラックな働きで過労死してもデモなぞ起こさない、大人しく現状を受け入れていたのだ、また内需が強いのが助けになったと推察される

しかし、これからは円安が進むだろう、10数年前、海外に工事を移転した企業は国内に戻る

日本で作って輸出したほうが品質が上がりコストが下がるからだ
円安が安定すれば日本で作って海外に売っても利益が出る

今までは国外で沢山売っても円が高いため、国内に戻すと利益は少なかった、そして国内で作るのはコストがかかり過ぎた、そのため海外で作り海外で売っていた

これからは逆だ、国内で作り輸出して安い円に戻せば利益は上がる
円が安いので海外で安く売ることができ国際的な競争力は自然と上がる
今までのような無理は必要なくなるのだ

日本人の勤勉さと真面目さは世界でも群を抜く、これまで培ってきた経験が活きるだろう

これから日本は取り上げられていた「やり甲斐」を取り戻す

そしてそれは給与という形で一般人に還元される

今の世界トップはGAFAMだ、だがこれから10年以内にそれを超える日本企業が現れるだろう

やり甲斐のある仕事を日本人に与えては危険だ、過労死するほど働く民族だ

これから大人になる世代が楽しみだ、やり甲斐のある仕事を自分で見つけ、そして育てるだろう

私はそんな世代に投資出来るようお金を増やしておこう

これから大人になる彼らは日本の未来だ

今の大人たちは資本主義社会やお金に向き合い、学び、これから大人になる子供たちに教えていってほしい

人生は希望に満ち溢れている、そして絶望も沢山味わうだろう

しかしそれが「生きる」醍醐味だと私は思う

日本人の未来が明るい事を願う

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