初めて本を作ってジャンル外で委託を出したら中々捌けなかった話(C100総括)

1. はじめに


こんばんは。

下の記事に触発されました。二番煎じです。
が、本当にこの記事を書かれた方のメンタルの強さには脱帽しました。
あのような状況でも冷静に考察されていて、本当に凄いと思います。

noteを書くのも初ですがよろしくお願いいたします。

2. 結果

みなさんが知りたいのは結果だと思いますので、先に発表します。
捌けたのは5冊でした。(印刷部数は50部)
実際に出した本のサンプルはこちら↓


もう倍くらいは捌けるかなと思っていたので、同人誌即売会の洗礼を浴びた形となりました。

3. どうしてこうなった(考察)

本題の考察に入っていきますが、あくまでも私見であり主観です。
異論・批評は同人誌のみで受け付けますので、ご了承ください。

3.1 実力不足であることについて

こればっかりは事実です。ぐうの音も出ません。
厳粛に受け止めて、次回はもっと良い本を作るようにします。
正直悔しい。

とはいえ、書いていて悲しいのですが、自分が納得できる実力をつけるまで待っていては、次回サークル参加できるのは、5年後か10年後か分かりません。

3.2 別ジャンルに委託したことの弱みについて

今回は、サークル参加の申し込みをしたものの、無念の落選となってしまいました。
それでもコミケ100回記念ということもあり、「100回記念のロゴマーク付きの本が出したい!」と思い、別ジャンルで出ている友人のサークルにて委託することとしました。
同ジャンルで委託できれば良かったのですが、私はコミュ障なので出来ませんでした。
通常、同じジャンルであれば、目の前にある本が「そもそもどんな本か分からない」ということは少なく、手に取ってもらいやすかったのではないかと推測しています。
「人は分からないものに興味を向けない」、よくよく考えると当たり前のことだったなと思います。

3.3 コミケカタログについて

これは、後々気が付いて、しまったと思ったことです。
皆さんはサークルチェックをされる際はどのようにされますでしょうか。
私は、コミケウェブカタログにある詳細検索にキーワードを入力する形で気になるサークルをピックアップしています。
ここで上がってくるサークルは「補足説明/サークルアピール」に検索の文言が入っているサークルとなります。
ここに委託本の情報が載っていれば、サークルチェックの際に拾ってもらえたはずです。
今回もしっかりサークルチェックしていたのに、なんでこれに気がつかなかったんだ…。

3.4 SNSで周知不足だったことについて

これは難しい話だと思います。
私もここは力を入れてアピールをしようと思っていたところでした。
が、中々伸びない。
TLの方はご存知だったかと思いますが、今回も結構な頻度でセルフRTをしたり、朝上げなどやっていました。
さらに、急にフォロワーを増やしてもフォロバして見てくれるかどうかは、その方次第なので、頑張ってもあまり一朝一夕に何とかなるというわけではないように思います。
Twitterの公式プロモーションを使うと違ったのかもしれませんが、これについては、検証してみた同人誌が既にあり、私の記憶の範囲では、コスパが良いわけではないとなっていたと思います。
正直なところ、「出来ることはすべてやる」ということが大事だと認識はしているのですが、宣伝しようと思っても、伸びるかどうかは他者によるところが大きい所が悩ましいです。

3.5 呼び込みができないことについて

コロナ禍であるので、しょうがないことですが、意外と痛手です。
参加者の気を引く手段がポスターしかないため、中々足が止まりません。
聴覚からの情報がなく、視覚のみという状況は、気を引きづらかったです。
早く元に戻ってほしいものです。

3.6 午後2時以降の人の流れについて

これは個人的にショックだった話です。
午後2時頃になると、台風が来るということもあり、隣のジャンルがすっからかんになっていました。
ポツポツと撤収しているというなら、分かるのですが、すっからかんです。
当然、そこを歩く参加者もおりません。
こうなると参加者が来ないので、周辺のサークル側も次々と撤収していってしまい、悪循環となっていました。

私の経験からすると、従来この時間帯になると、目当てのものは手に入れ終わっているため、事前にサークルチェックをしていない掘り出し物を探す時間帯だったように思います。

今回はそのようにならず、目の前の状況が本当に悲しかったです。

(ちょっと先の島にはまだまだ参加者が残っており、配置の問題かもしれません。が、正直羨ましかった…。)

4. 良かったこと

これについては、本を手に取って頂いた時の感動に尽きます。
・1分くらい吟味された後に、手に取っていかれた方
・自らの新刊を持って、わざわざスペースまで交換しにお越しくださった方
・「面白い!」と仰って頂き、委託先の本も1冊ずつ手に取っていかれた方
・友達にお金を借りてまで手に取っていかれた方

もう1冊は私が離席中でしたので、確認できませんでしたが、手渡しした時の感動は、どれも記憶にありありと残っています。
これがやはり同人誌即売会の最大の醍醐味だと感じました。

これは余談ですが、癖になる感じはジロリアンと通じるものがあると思っています。

5. さいごに(今回の部数について)

どう考えても刷りすぎです。ありがとうございました。
部数アンケートについては回答数が一桁でしたし、告知のツイートの「いいね!」数の10分の1が捌ける部数という通説についても立証してしまうことになりました。
平常な思考能力があればこんなことにはならなかったと思うのですが、如何せん原稿ハイになってしまいました。
「素晴らしい作品が出来た!」と感じてしまい、注文時に部数を多くしたのが敗因だと思います。

でも夢を見たかったんだよ!!!!!!!!!

長文乱文失礼しました。C101でお会いしましょう。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?