【雑談】ビステマ【アニメ感想】

今クールのアニメも終わりました

2022年秋アニメも終わってしまいましたね。いつも思うのですが、1クール経つのが早く感じてしまいます。

今期というか今年は近年稀に見る豊作で、締めくくりである秋アニメも例に漏れず良作ばかりでした。おそらく多くの方がそう感じたのではないでしょうか。

2022年がこれだけ豊作だと2023年はその反動で微妙な年になるかも……と思ってしまうのですが、次クールのラインナップを見る限りではその心配はなさそうです。個人的には『お隣の天使様に駄目人間にされていた件』に期待しています。原作ファンの1人として。


さて、そんな秋アニメの中でも筆者が特にハマった作品が『勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う』(以下ビステマ)です。


『ビステマ』の何が刺さったのか

『ビステマ』はライトノベル原作で、最近流行りの成り上がり系作品です。

あらすじに関しては長いタイトルの通りです。役立たずと言われ勇者パーティーを追い出された主人公が、ケモ耳ヒロイン達と出会い冒険者として成り上がっていくというお話。主人公の周りに可愛いヒロイン沢山。古き良きライトノベルって感じですね。シンプルでわかりやすいです。

『ビステマ』に限らず、成り上がり系の作品は痛快で見てて気分が良いんですよね。ですが、筆者が好んで見るジャンルではありません。筆者がこの作品の何に惹かれたのか。それは単純な話で、ヒロイン達が可愛いからに他なりません。


ケモ耳は正義

ご存知の方もいるかもしれませんが、筆者はケモ耳系のキャラが大好きです。神羅万象のイヅナ、DOG DAYSのキャラ全般など、推しのキャラの多くはケモ耳系のキャラです。

『ビステマ』にはタイトルにもある通り、メインヒロインがケモ耳キャラなのです。これだけでもう視聴することは確定しました。そしてメインヒロインであるカナデのキャラデザがとにかく可愛いのです。猫耳、天真爛漫、天然というオタクが好きな要素を詰め込んだかのようなキャラでした。おまけにCVが和氣あず未。これはもう勝ち確です。

更にオープニングを見ると、物語の中で仲間になるであろう他のヒロイン達も出てくるのですが、その中になんと、狐耳のロリっ子がいるではありませんか。名前はニーナ(CV:高野麻里佳)。ケモ耳系の中でも狐耳が特に好きな筆者からすれば、これは継続視聴確定のようなもの。

他のヒロインもドラゴン娘のタニア(CV:大久保瑠美)や、精霊娘のソラ(CV:田中美海)とルナ(CV:指出毬亜)と可愛いキャラばかりで声優も豪華。声優オタクも釣れちゃうオタクホイホイアニメです。ところで大久保瑠美は過労だと思うぐらいあらゆる作品に出ている気がします。

結果的に筆者は見事にこの作品にハマってしまいました。チョロいオタクとはまさにこの事です。


キャラデザだけなの?

『ビステマ』のお話自体は個人的には面白いと思います。平凡以下と思われていた主人公が実は規格外、なんて話は見る側としては痛快で気持ちのいいものです。ただ、とても面白いかと言われれば首を傾げるかもしれません。あくまで普通に見るには面白いかな、という感じです。

物語のテンポ感を出す以上、一人一人のヒロインに時間を割けないという問題があります。すると必然的に主人公とヒロインの関係性も急接近してしまうのです。「ヒロイン全員チョロインだ」と言われても仕方ないかもしれません。ですが、それでいいと思います。お話のテンポがダラダラするぐらいなら、チョロインでも良いからパパッと進む方が見る側にはストレスフリーだと思いますし。

というか、チョロインの何が悪いんですかね。可愛いじゃないですか。チョロインの始祖とも言われている『インフィニット・ストラトス』のセシリアだって可愛いじゃないですか。


原作もいいぞ

筆者はよく気に入ったアニメは原作を買って読みます。『ビステマ』も読んでみようと思い原作であるライトノベルを買って読みました。

原作ライトノベルもアニメのテンポ感そのままでサクサク読めちゃいました。かなり読みやすいです。おまけに原作の絵柄が個人的にかなり好みです。

「読み応えのある本がいい」という方もいるかもしれません。ですが、筆者個人の考えを言わせてもらうと、「ライトノベルにそこまで求めなくても良いのでは」と思うのです。勿論、読み応えのある作品を否定する意図はありません。

要はライトノベルって気軽で自由な感じで良いよねって話です。


ちなみに誰が推しなの?

放送開始当初はメインヒロインのカナデ一択でした。あの子は近年のケモ耳キャラの中でもかなりレベル高いです。

基本的に上機嫌でよく意味のわからない歌を口ずさんでて可愛い。語尾の「ニャッ」が可愛い。怪力なのに幽霊苦手なのが可愛い。可愛いしか出てきませんね。語彙力が足りないようです。

しかし、話が進むにつれて出てくる他のヒロインもカナデに負けず劣らず可愛いキャラばかり。

タニアはテンプレツンデレで可愛いし、ソラとルナは常に漫才繰り広げてて可愛いし、ニーナはおどおどしてて可愛いし……ダメです、またしても可愛いしか出てきません。もうこれは重症のようですね。

結論、強いて挙げるならカナデですかね!


最後に

今回『ビステマ』にハマったことで、改めて自分が作品の要素の中でもキャラクターを重視していることがよくわかりました。

極端な話、キャラさえ良ければお話の内容は二の次でも良いのです。

筆者の場合、どんなにお話が良くても絵柄が気に入らなかったりすると見ないことも珍しくないのです。具体的な作品名を挙げると鬼滅とか東リべとか。すみません、どうしても趣味嗜好が合わないです……。とんだ偏食オタクですね。どうかここは価値観の違いということでご理解していただければ幸いです。


それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。


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