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コブラ会にモヤッとした話

Netflix のドラマ「コブラ会」。結構人気がありますし、ライムスター宇多丸さんも楽しんでるようだったので、ちょうど見る番組が無くなったタイミングだったので見始めたのですが、最後まで私はあまり好きになれませんでした。そして私には終始、モヤモヤするドラマでもありました。😅

…と言うことで、今回はコブラ会の話。以下ネタバレが多少含まれると思うので、もし嫌であれば読まないで下さい。

子供たちにモヤッと

イジメられてた子供たちが空手を習って強くなりイジメられなくなる…と言うところまでは良いのですが、その後イジメる側に回るのが何だかなぁ〜と思います。😅

もちろんこれはドラマ。あくまでフィクションなんですが、ドラマのキャラも途中気づきそうなものだと思うのですが。イジメられるのが嫌で空手を習ったはずなのに結果イジメる側に周ったら、それはイジメ自体を肯定することになる訳で。

さらに何だかなぁ〜と思うのは、エスカレートしていく行動。単なるイジメを超えて、物は盗むは他人の家に忍び込んで壊しまくるは。挙げ句の果てには友達の腕を折るなんて…。それってもうイジメとか子供のイタズラなんてレベルではなく犯罪ですから。もう完全に逮捕されて刑務所送りされて良いレベル。なのに、このドラマではほとんど咎められることがなく…。何だか色々モヤッとしました。😅

空手にモヤッと

子供たちの突きや蹴り、どう見ても「それじゃぁ〜、力が伝わらないだろうな」と言うのが多かったです。特にひ弱そうな子供や小さい子供たちの場合は。それで相手が倒れたり吹っ飛んだりするシーンを見てると、さすがにそれはあり得ないなぁ〜と…😅

繰り返しになりますが、これはあくまでドラマ。あくまでドラマ。なので、必ずしもリアルである必要はないのですが、その点もう少し無理ないように出来なかったのかなぁ〜と。

そして空手のシーン。「それって本当に空手なの?」と言う動きも多かったです。大会も何だかちょっと変な感じでしたし…。

日本のシーンにモヤッと

あと日本について描かれてるシーンもモヤッとしました。登場するシーンはおもに沖縄なんですが、全然沖縄な感じがせず…😅

オリジナルの『ベストキッド』の「2」で描かれてる沖縄も"とんでも沖縄"でしたが、この映画が撮影されたのが 1980年代なのでそれはしょうがないにしても。さすがに現代のドラマならもう少しちゃんと描くべきではと…。

それに他にも細かな日本文化の描き方で、違和感感じることが多かったです。😅

カタルシスのなさにモヤッと

このドラマ、一応ジャンル的には「コメディ」ですが、どちらかと言うと「ブラックコメディ」なんですよね。なので、カタルシスがあまり感じられなかったです。努力した結果報われるとか、正しい方が勝つとか。

現実は努力したからって必ずしも報われるものじゃないですし、正しい方が常に勝つ訳ではありません。そう言う意味ではリアルなのかもしれませんが、私はどちらかと言うとドラマではカタルシスを求める方なので、その点でもモヤッとしました。😅

ちなみにコブラ会はシーズン5や、さらにその先の制作も決定してるようですが、個人的にはもうこれ以上は見ないかなぁ〜と思います。

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