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緑単EDHカードレビュー『指輪物語:中つ国の伝承』
ユニバースビヨンドブランドの最新作は『指輪物語』。実を言うとまったく内容を知らないんですが、原作ファンの人々はおおむね好意的にこのセットを受け入れているようですね。ちょっと映画見てみようかな。
コラボ製品の常として全体的なカードパワーは控えめですが、EDH的にはかなり影響の大きいカードがちらほらと収録されています。
この中から緑単ユーザーとして気になったカードをピックアップして紹介していきます。
通常セット各カードレビュー
喜ぶハーフリング
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待望の1マナマナクリ。しれっと《魂の洞窟》系統の打消し対策までついている上に、タフネス2。
元々1マナマナクリを入れていたデッキであれば、かなりの確率で入るカードになるでしょう。
エルフの合唱
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《生類の侍臣》+《謎の石の儀式》が4マナなので、コスパはかなり良好。2つの能力も噛みあっており、緑単の新たなリソース源として居場所を見つけそうです。
エントによる復興
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《砕土》の亜種で、条件付きで3枚サーチ。積極的に上陸を狙っていくようなデッキではパワー4以上という条件を満たすのはそう難しくないでしょう。
木の牧人、ファンゴルン
![](https://assets.st-note.com/img/1686365341488-bEp6VZansD.png?width=1200)
爆発的なマナ加速を期待できる伝説のクリーチャー。なるべくツリーフォークを多めに採用したいので、デッキに入れるよりは統率者として使うのがメインになるでしょう。
ツリーフォークがあまり横並びしないのと、これ自体が重いのがネック。
エント最後の進軍
![](https://assets.st-note.com/img/1686365510006-tdcNF0RdEI.png?width=1200)
ええやん。
緑単はクリーチャー主体になりやすく、cEDHでは打ち消し耐性の高さが魅力です。一方でドローやフィニッシュには非クリーチャーを使うこともあり、折角の打ち消し耐性を活かしきれない場面もありました。
《リシュカーの巧技》や《起源の波》に近い使用感を期待できつつ、打ち消されないこの呪文は緑単の新たな定番になりそうです。
弓の名人、レゴラス
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緑では貴重な継続的クリーチャー除去。この手のカードにありがちな飛行クリーチャーのみという制限もありません。
とはいえ誘発条件には若干の癖が。自分のクリーチャーと相手のクリーチャーを同時に対象に取るような呪文があれば積極的に誘発させられますが、統率者にするには決定力不足なのが気がかりです。
エントの長い名簿
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強いかと言われると怪しいところですが、とにかく良いデザインのカード。「長い名簿」という名前の通りに本当に長いし、すべての章が同じ能力なのを上手く活かしています。
《西の樹の木霊》にと思ったけど、カウンター乗るのはそのターンに記録したタイプだけなんですね。ちょっと難しいかな……
茶色のラダガスト
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かなり優秀なアド源。クリーチャータイプの制限はありますが、デッキに入れる場合はそこまで意識しないでも十分仕事をしてくれそう。統率者に据えるなら散らしてみたいところ。
ギラ木では手札に加えたカードをそのまま木霊の誘発で展開できるので、ぜひ試してみたいところ。
印の角笛
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やや条件は重めですが、毎ターン《自然との融和》を撃てるのは嬉しい。最大3回誘発させられるテキストなのも良いですね。
ミスリルの胴着
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継続的な除去対策。これでも十分に強いんですが、せめてもう1マナ軽ければ……
統率者デッキ各カードレビュー
希望の紡ぎ手、アルウェン
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何やら楽し気な統率者候補。カウンターやらステッカーやらでタフネスを上げてトークンをバラまきたい。同セットの《ゴンドールの王冠》なんかは好相性ですね。
緑葉のレゴラス
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緑に時折登場する蛇能力持ち。自前で回避能力を持っており、ドローを安定させやすそう。《オークヘイムの敵対者》だけでは足りない場合に。
総評
緑のカラーパイが占術・食物ということもあって扱いづらいカードが多い中、cEDHでは《喜ぶハーフリング》や《エント最後の進軍》といった強力なカードを獲得できました。ギラ木にはどちらも入りそうです。
カジュアルにまで目を広げるとユニークな能力を持った統率者も多く、今回も構築意欲を刺激されました。
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