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ソーシャルディスタンス(6月1日~6月15日)

日々は瞬く間に過ぎる.

6/1

在宅勤務と通勤の間で.

在宅勤務は確かに精神的に楽だが,会社は働くことに特化した環境なのでやはり生産性は高い.

このふたつを使い分けるスキルが今後求められていくのだろう.

個人的には一般的な会社組織に対して,不動産コストを在宅勤務という言葉で社員に肩代わりさせるなという気持ちはある.

6/2

僕ヤバが更新される.かぐや様と僕ヤバを同時に摂取するとよくわからない感情になる.これは・・・この胸の高鳴りは・・・.

6/3

フレッドペリーの黒いポロシャツが海外の極右で制服化しているというニュースを見る.おもしろい.

物語は派生し,息づく.

6/4

たかみちのLO画集,TAKAMICHI Lo-Fi Worksが出ていたことを知り,慌てて注文する.

Love Worksはもっていたが,それ以降は持っていなかったのだ.気づかぬうちにLoop Worksというのもでていたらしい.

Loop Worksは探し回ったがなかなかネット上で見つからず,結局後日なんとかして手に入れた.

画集は本当に一期一会だ.(たいてい再販されないので)

6/5

「演劇は体験を売っているのだ」と思う.

"以降の演劇"について考え続けている.

6/6

前野ひろみち氏の作品「満月と近鉄」を読む.おもしろかった.

これ以上書くと全てネタバレになってしまうのだけれど(その上であえて書きますが),この聞き慣れない作家はおそらく覆面作家で,四畳半とかそういうのを書いている人が中の人だろう.「熱帯」のTwitterアカウントでもなぜかめちゃくちゃ宣伝しているし.

まあそれは中身を読めば文体とかでもわかるのだけれど,その上で,わかった上で読者と共犯関係を結び,本編から解説に至るまで「前野ひろみちがいるということにして」,つまり”現実を書き換えて”作品が出来上がっている.

前野ひろみち氏の自伝的小説として書かれたこの作品は当然,前野ひろみち氏でなくては書くことができず,それゆえ現実と虚構が奈良という舞台装置の上で混じり合って,成立している.

全然関係のない作家名を出して恐縮だが,森見登美彦氏は"熱帯"という架空の作品をめぐる「熱帯」という物語を執筆している.この作品のおもしろいことのひとつに,Amazonにはなんとこの「熱帯」という作品が検索で出てくるのだ.(下記はブクログのレビュー)

これも現実と虚構が入り混じっている例だが,この「満月と近鉄」という作品も少しこのことを思い出した.関係ないですが.

6/7

新shock感がリモート収録になって以降,毎回あのちゃんがゲストで来ていて,毎回かわいい.すばらしい.

6/9

「Googleは左翼」というツイートを見ていいね,と思う.

6/10

5chのニュース系板の左右勢力図の記事を読む.おもしろい.昔いたときとはかなり情勢が変わっているようだ.

昔はプラスといえば右も右という感じだったが,今はそれゆえに安倍首相批判が起こっているのというのがおもしろい.嫌儲は左で続投.そしてν速はアフィを後ろ盾に安倍首相礼賛という構図のよう.

アフィブログは世のマジョリティ向けに作られているので,いまそのν速がまとめられるのだけれど,それゆえに"2chの多数派"とだんだん意見の乖離が大きくなっていくのだろう.

おれは2chの基本的なスタンスは「多数派に対する冷笑」だと思っていて,だからゼロ年代後期の主要板だったν速は右だったし(左が多数派の時代だったので),安倍政権時の主要板は左の嫌儲なのだ.多数派が右寄りなので.

6/11

日本一好きなラーメン屋,金沢の「大河」がラーメンの通販を始めたので食べる.おいしい.

ただ一番うまいイカスミのやつは通販していなかったので,やはり金沢に行かないといけない.

6/13

pha氏が滝本竜彦とやっているバンドの記事を書いたので読む.

敬愛している滝本竜彦がバンドをやっていることはもちろん知っていたが,曲は始めて聞いた.

「こんな夜は寒いから冷えるね」という歌詞,すごくタッキーでちょっと泣いてしまうな.

6/14-15

キャンプに行く.キャンプはソーシャルディスタンス.雨が降っていたが焚き火をして楽しかった.

翌朝はきちんと晴れた.湖に映ったまだら模様がフォトショのパターンのようだなと思う.

おもしろいものをつくるために,つかわせていただきます