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村上春樹も結局は「やれたかも委員会」(5月1日~5月15日)

追いつけ追い越せ.

5月1日から5月15日に摂取したコンテンツについて記します.


5/2
エヴァ序破QがYouTubeで無料公開されていたので,一気に観る.

序破のあとに,エヴァの解説動画を挟む.なぜ同じ情報量でここまで考察できるのか.きっと彼らにとっては本編は考察のための材料に過ぎないんだろうな...,もはや考察の方が楽しいのだろう.推理みたいな感じだ.

考察動画のおかげで2度めに観るQはきちんと筋の通ったストーリーに感じたし,楽しめた.でもこれやっぱりこれだけ観てもわかんないって.

というか映画3時間あると記憶していたが,実際は100分だった.体感おかしい.


5/3
待ちゆく人がみんなマスクをしているせいで全員美人に見える.

そういえば昔遊郭ではマスク的なものを遊女がするのは禁じられていたというのをなにかで読んだな...,いざ取るとがっかりすることが多かったせいだとか(ソース不明)


5/4
パソコン音楽クラブのポケモンしりとりのMVを観る.ライブで死ぬほど盛り上がったのは今ははや去年の暮だ.


5/5
「金正恩影武者説」好き.


5/6
スポーツって何が楽しいの?って思ってたんだけれど,いろいろ考えて「自分の体を使って盤面をコントロールすることを目指す」ものだということがわかって腑に落ちた.

いままでは「なぜわざわざしんどいこと(練習とか)をするのか」って思ってたけど,あれは自分の体を思い通りにして,盤面との潤滑なインタフェースにするための訓練なのだな.

僕はどちらかというと理屈を捏ね繰り回してシステムを頭で理解することが好きで,反復練習で体に覚え込ませるみたいなことは苦手なのだけれど,これは反復練習での成功体験が乏しいせいもあると思う.

反復練習の先の応用,いつかは体験してみたい.

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5/7
次来るシティポップは絶対yonawoです.明日日産のCMやってても驚きません.


5/8
ジャルジャルのネタ「洋楽を歌い合うくらい大学生な奴」めちゃくちゃいい.この興奮をおれは知っている.

これはコントのように見えるけれど,演劇でもある.馬鹿にしてるように見えるけれど,めちゃめちゃ尊い日常の瞬間を細やかに切り取っている.


ハバナイのオンラインライブ「インターネットスカムパーク」を観る.ずっと「Internet」と「Dystopia」を歌ってきた浅見が,世の中が本当にDystopiaめいてきた中で歌う「トンネルを抜けると」かなりエモかった.

浅見がミスると「金返せ!!」と流れるチャット欄かなりいい.ライブハウスだ.


5/9
在宅勤務が得意ではないという感覚がある.

というより,畢竟「仕事」が得意ではないのだろう.きっとこれまでも会社では仕事をするふりをしていたんだろう.世知辛いな.

裁量労働で残業という概念がないのが唯一の救いか.


5/10
どんなに優秀な頭でも長期政権はすべからく腐敗するので,粛々と代謝させ続けなければいけない.

きっと国というシステムに少しずつ体が毒されていくんだろうな.

国というのはコントロールできるものではなく,手綱を握って大体の方向に頭を向けさせるので精一杯だとユヴァル・ノア・ハラリも名著「ホモデウス」で書いていた.

関係ないですが,ユヴァル・ノア・ハラリという名前,羨ましすぎる.かっこいい.


5/11
攻殻機動隊シリーズを全部観た流れでスピンオフ作品でもある「東のエデン」を観る.

思ったことは主人公の咲ちゃんはセレソンと一般人のインタフェースだったのだな.

普通はセレソンの戦いに一般人は首を突っ込めないので,そのままだと未来日記とかみたいな天才たちの頭脳バトルみたいになるんだけれど,咲ちゃんに無理矢理に関わらせることでなんとかして「私たち」の話にしているということだ.そしてそのための道具として「恋愛」を用いている.恋愛は論理を飛び越えるので.(便利だな)


久々に相対性理論のアルバム「シフォン主義」を聞く.(このあいだあのちゃんが歌っていたからだ)

理論が出てきたときのあの衝撃は今でも新鮮に思い出すことができる.やはりシフォン主義はすごいアルバムだ.

理論は最強のコンポーザー真部脩一が抜け,その後のアルバム「TOWN AGE」が割とがっかりでやっぱダメかーって思ったのだが,そのあと「天声ジングル」という名盤を引っ提げて帰ってきたのがかなりかっこよかった.

真部脩一もいい感じに「集団行動」でがんばっている.Vo.の斎藤里菜,はじめはやばかったんだけどどんどん歌がうまくなっていて,継続は力なりだ,と思う.


5/12
時々口から「ですよ。」がこぼれだす難病に罹っている.


5/13
外に出なすぎて自律神経がイカれる.

はちみつを湯煎でゆっくり溶かしたり,村上春樹の「カンガルー日和」を読んだりして落ち着ける.

村上春樹は弱った精神にかなり効くのでおすすめ.

村上春樹も結局は「やれたかも委員会」なんだよな,と思う.


5/15
元「Galileo Galilei」であるところの「BBHF」がガリレオ時代の名盤「PORTAL」同時試聴解説配信というのをやっていて参加する.めっちゃくちゃ良かった.

ガリレオを途中で抜けた岩井氏も参加していたのだけれど,最近岩井氏がBBHFといろいろ一緒にやってるのすごい嬉しいんだよな.PORTALがクソ名盤なのは岩井氏の力によるところもかなり大きいので.


RADWIMPSがサブスク解禁.ありがたい.

無限に「天気の子」のアルバムを聞いている.この文章も聞きながら書いている.


おもしろいものをつくるために,つかわせていただきます