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今年度の上場企業業績見通し:円高リスクとセクター別分析


今年度の上場企業の業績は、昨年度をわずかに下回ることが見込まれている。
輸出企業などで今後円相場が円高方向に動く可能性があることから、利益が押し下げられるという見方がある。

✔️昨年度の業績

東京証券取引所に上場する3月期決算企業の昨年度の決算発表はほぼ終了した。
価格転嫁の広がりや円安の影響により、昨年度は6割以上の企業が増益となり、赤字企業も含めた最終損益の合計額は推計で48兆8466億円となり、3年連続で過去最大を記録。

✔️今年度の見通し

業績予想に基づく今年度の最終損益の合計額は48兆6458億円。
昨年度を0.4%下回る見通しが発表された。
この内訳として、自動車などの「輸送用機器」は15.6%の減益が見込まれている。
多くの企業が、円相場がいくぶん円高方向に動くとして、利益が押し下げられると予測している。

✔️セクター別の業績見通し

電気機器:半導体の販売増加により、6.4%の増益を見込んでいる。

小売り:外食や家電量販店を含む小売りセクターは、価格転嫁の広がりにより、3.9%の増益が見込まれている。

今後の企業業績に影響を与える要因として「賃金が上昇を続けるかどうか」と「国内の消費が回復していくかどうか」である。
企業の競争力や経済全体の健全性を保つためには、これらの要因が重要となる。

✔️まとめ(教養の見解💡)




円高リスクと消費回復の動向が、今年度の上場企業業績の鍵を握ると言える。
セクターごとの動向にも注目しつつ、国内外の経済環境を注視していくことが求められる。



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