ドル円相場、米経済指標と利下げ観測で乱高下か

ドル円相場は、米国の経済指標とFRBの利下げ観測に一喜一憂する展開が続いている。
9月の消費者信頼感指数や8月の新築住宅販売件数など、通常は大きな影響を与えない米指標に市場が過剰に反応していることからも、米金利の先行きに対する市場の不透明感が浮き彫りになっている。
ここから詳しく分析していく。

パウエルFRB議長は0.50%の利下げについて、「今後の利下げペースとして想定すべきではない」と釘を刺したにも関わらず、市場は11月のFOMCでの0.50%利下げを50%の確率で織り込んでいる。
ここで浮かび上がるのは、FRBと市場の認識のズレである。

ここから先は

848字 / 5画像

ベーシックプラン

¥500 / 月
初月無料
このメンバーシップの詳細

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?