台風被害に備える保険、補償を受けやすい加入方法
🔵台風被害に備える保険、補償を受けやすい加入方法は
⬛️東北や関東に甚大な被害をもたらした台風19号
千曲川
阿武隈川
➡️20以上の河川が決壊した。
都心でも世田谷区二子玉川付近で多摩川が氾濫するなど、各地で浸水や洪水被害が発生。
⏹️この被害を見て、自然災害に備える保険について改めて見直そうとする人もいる
一般的には、こうした自然災害で補償を受けられる保険は単独では加入できない。
火災保険の中に含まれていたり、オプションとしてプラスすることになる。
⏹️一般的な火災保険
基本補償の中に「風災」をカバーしている。
・強風で屋根の瓦が飛んでしまったり
・物が飛んできてガラス窓が割れてしまったり
➡️このような被害なら補償を受けることができる。
⏹️浸水などの雨による被害は基本補償では対象にならない
別途「水災」という特約を付ける必要がある。
🌸水災補償に加入することのメリット
大雨での洪水や高潮による浸水被害
土砂崩れによる建物や家財の被害
➡️これらが対象になる。
⏹️共済の商品の中には、基本補償は火災のみ
風災と水災をセットにしたオプションが用意されているものもあるので確認するべき。
⚠️いずれの場合も、同じ保険料で同じ被害でも加入の仕方で受けられる補償が変わることに注意する。
「建物」と「家財」に分けて加入するが、その内訳で支払額が大きく変わる可能性がある。
【浸水被害の場合】
建物の被害が大きい傾向にあるが、窓から物が飛んできたような場合だとガラス窓だけでなく、家電や家具の被害がかなり大きくなることもある。
【「建物」の補償しかしていない場合】
家財の補償は1円も受けられないことになってしまう。
➡️これは火災保険や地震保険でも同様で、家そのものの心配が先だってしまうが、実際は建物より先に家財がやられるケースは少なくない。
★具体例
2000万円の火災保険や地震保険をかけるなら、建物だけにかけるのではなく、建物と家財に1000万円ずつ分けて加入したほうが、補償を受けやすくなる可能性が高い。
⬛️今回の台風19号
上陸直前になって台風に備えるミニ保険に加入したという声がSNSでみられた。
⚠️こうした商品は建物や家財を補償するものではない。
➡️外出時のケガや他人のものを壊してしまった場合などをカバーする保険である。
🌸台風が過ぎるのを家で待っているような場合はほとんど意味がないので、商品名だけで飛びついたりせず、補償の中身をよく確認して加入すること。
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