ゲイとして出会ってきた人々①

自分のセクシャリティに気づいてから、

付き合う、付き合わないに関わらず何人かのゲイと出会ってきたんだけど、

そんな話を幾つかに分けて、書いていければ。

初めて同じゲイの方と出会ったのは、まだ大学生の20歳の時。
当時はまだスマホが無くて、ネットの掲示板を使った。

会う前はさ、こっちの世界のことなんて何も分からないから、
変態っぽい漫画とか小説みたいに、
会ったらムキムキの兄貴にいきなり犯られたりするんかな？とか、
かなりおっかなびっくりだった。

初めて会ったのは当時30代後半の教師。
中肉中背で見た目も普通の「良い先生」という感じだった。

TVで見るようなオネエでも無いし、きちんと仕事をしている社会人だし、「普通の大人」なんだ！と安心した記憶がある。

知らない世界を体験するって緊張するけど、
やってみると案外たいしたこと、無いよ。

その人とは、居酒屋で色々な話を聞いた。
・こっちだって気づいたきっかけとか、
・仕事の話とか
（生徒が大好きだって言って、もらった感謝の手紙とかを見せてくれた）

今まで自分のセクシャリティについて、モヤモヤと悩んでいたけど、
・こっちの人も全く怖くないこと
・ゲイの人も存在すること
・こっちでも普通の社会人として立派に生きていること

が分かって、なんとなく安心したんだよね。