教員時代の話

こんにちは。
質問箱で教員時代の話を聞きたいとの要望があったので少しお話したいと思います。
私が熱量高めになった要因の一つであることは間違いありません。笑
ファーストキャリアの選び方、転職を決めたきっかけなんかが参考になればと思います。

〇教員になりたいと思ったきっかけ

「~先生に憧れて教員を志望しました!」
採用試験や教育実習でよく聞くフレーズです。
私にもこんなエピソードがあれば良かったんでしょうけど、私の場合は全くの真逆です。笑

詳細はプライバシーが絡むので言えませんが、私の中学校の先生で忘れられない先生がいました。
絶対に見逃してはいけない明らかないじめの場面で見て見ぬふり、保護者面談で私の親に対して「採用担当者君は高校入試で落ちた方がいいですね。彼の今後のためです。」との発言。
(私はその先生に嫌われていたのです。笑)
こんな人が教員になるならおれがやった方が絶対いいでしょ!やったろ!!
というのが教員を志すきっかけです。
「多くの人に影響を与えたい」、「地域の未来に貢献したい」という気持ちがあったのも本当ですが、教科教育よりも生徒指導がやりたいと思っていた時点で中学時代の影響が大きかったんでしょうね〜。

もう一つは親友の存在です。
学生時代は気持ちが揺れるもの。
その時に夢を語り合えた親友がいたから採用試験の勉強も頑張れたんでしょうね☺️
その彼は今もバリバリ新潟で教員をやっていますし、将来を有望視されているようです!
誇らしいです!!

〇教員時代の振り返り

さて無事に教員採用試験に落ちて、講師として教員生活がスタート!
(私が採用試験を受けていた時は年に1回の試験なのに倍率が10~15倍でした。笑)
講師の初任校が県内トップレベルの進学校!
今思えばよく行くって言ったなぁ。
頭のいい高校生たち!
生徒からの質問に答えるために必死になっていたけど、偉ぶるんじゃなくて等身大で一生懸命に接することが大事だと学びました。

次に務めたのは当時県内最高に荒れてた中学校。
行った初日に生徒に胸倉掴まれてここじゃ書けないような罵声を浴びせられて。笑
痛い思いもしました。もちろん書けません。笑
でもね、そんな荒れ狂ってる子たちでも心が通じ合う瞬間ってあるし、こちらが一生懸命に伝えることは響くんですよ。
反発心がめちゃくちゃ強いので彼らは絶対に素直には認めてくれませんけどね。笑
半年間だけの勤務だったけど、ここでの生活が今の私の熱量の源泉な気がしています。
「お前が新潟市に帰るのちょっと寂しいな。あっち行っても頑張れよ!」と初日に絡んできた生徒に言われたのは嬉しかったなぁ~。
(県北の地方のため一人暮らしでした。)

最後に努めた学校は市内の中学校。
2年弱の勤務でした。
ここではいろいろ任せてもらえて好き勝手やらせてもらいました!笑
そこで「教員を続けたらきっとこうなる」というモデルの先生たちを見つけました。
先が見えるのは少し寂しい面もあるし、こんな風に働けるなら悪くないかなと思っていました。
正規採用してもらえるのであれば。笑

印象に残っているのが最後の採用試験の前日。
まぁ普段7時~20時でみっちり働きながらなので試験勉強なんてできないわけですよ。笑
そういえば大会ラッシュの時期で5週間連続で週2回大会引率を任されていました。(平日に大会で不在にするとその分の授業をするため、空き時間なしでパンパンになるのです。笑)
それでさすがに前日は年休(時間で取得できる有給休暇)とって給食食べて帰る予定でした。
そんな時に限って給食後、生徒が大暴れで力のある男性職員が必要に。
ところが職員室にはおばさん先生しかいない!
「時間休だから帰りな!」と管理職に言われたけど、まぁ現場に急行しました。笑
その生徒対応している時に「今年もだめだな~」なんて心が折れてしましました。でもその反面、これが私の仕事だと思っていたし、こんな頑張ってるのに落とされるなら試験なんてクソだな!とまで思っていました。
結果は案の定だめでした。笑

〇転職のきっかけ

正直なところ、まず正規で働きたいなと。
次はどうなる?って心配しながら働くのは、やってみるとものすごいストレスなんです。
(派遣社員や契約社員の方も同じ気持ちじゃないかな。)

あとは自分の頑張りで可能性が開ける仕事がいいなってのも思っていました。
教員って良くも悪くも縛りの中。
頑張ったら頑張っただけ報われてほしい!

そこで父が経営している会社に入りたいと思ったわけです。
でも誰もが持っている選択肢ではないから、チャンスがあるならトライしてみたい!というのが会社に入社しようと思ったきっかけ。

本当はそんな覚悟じゃなくていろいろあるんだけど、そこはここに書けません。笑
会って直接聞いてください。笑


その後の話はまた追々していきます。
とりあえず教員時代の話はこれにておしまい。
気になることはまた質問ください!

それではまた。

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