見出し画像

ブラシ製造メーカーがnoteを始めた理由

初めまして!大阪府門真市で工業用ブラシを作り続けて40年。(株)共伸技研です。

工業用ブラシって何?と思われる方が大半かと思います。
自動車部品工場、半導体工場、パン工場など、多くの生産の現場で製品や製造設備をキレイにするために使用されるブラシが工業用ブラシになります。機械の中で働いているので、普段目に触れることはほとんど無いと思います。

この工業用ブラシを特注で1個から製造販売しているのが(株)共伸技研になります。年間で400社のお客様に9000種類のブラシをお届けしています。世の中の縁の下を支えている工業用ブラシのメーカーです。

そんな地味な(株)共伸技研に興味を持っていただき、ありがとうございます!普段は目立たない我々がnoteを使って、わざわざ情報発信をする理由は…採用活動のためです。

正直、採用活動に大変苦戦しています

欠員が出たのは2年前の2020年。そこから2年間も欠員状態で会社を回しております。採用→離職→採用→離職と繰り返される試練。しかも今回は募集を出しても全くといってよい程に応募がありません。

これまでハローワークに求人を出したり、募集広告で求人募集をしていましたが、正直「この人はぜひ欲しい!」と思うような人からの応募はほとんどありませんでした。

募集をかけても集まらず、応募があっても触手が動くような人材では無い。「これはさすがにやり方を変えないといけない」そう強く感じて、採用活動方法を大きく変えました。

これまでは、求人募集を出して後は運任せ。来た人から選ぼうという姿勢でした

株)共伸技研は大阪の中小企業です。大企業には勝てません。欲しい人材を選抜することなんて夢のまた夢…しかし、今までのやり方では欲しい結果が全く得られていないという現実が目の前にありました。

採用活動に本腰を入れて取り組む必要があると強く感じました。
しかし、採用に関しては完全に知識不足。採用方法を模索するために12冊の書籍をピックアップして7冊を購入して読み込むという所からスタートしました。

類書をまとめて読むと共通点がハッキリ現れることがあります。
出てきた共通点は、4つありました。

①会社の未来を築く資産になるのは人材のみ
②採用には時間(見えていないことが多い)とお金のコストが膨大にかかるため入って数年で辞められるとダメージ大
③会社の理念に共感できる人を雇うこと
④入社後に身に付けることが可能な仕事のスキルではなく、入社後も変化しない人間性を重視して採用すること

どれも言われてみれば当たり前に感じることばかりです。しかし、これを社内で実現出来ているか?と問われたら…正反対の結果になっている事実に愕然としました。

しかも、どれも急がば回れということわざ通りに遠回りな道です。
「すぐにも人が欲しいのに」という言葉が口を出ますが、採用→離職→採用→離職と繰り返される現実を突きつけられては背に腹は代えられません。

欲しい人材をハッキリ定めることから始めました

これまでは欲しい人材と言えば、モノづくりの経験や手先の器用さレベルでしか考えていませんでした。確かにこのような能力を持った人が入ってくれた方がスムーズに仕事を覚えて戦力になってくれます。

しかし、仕事ですから良い事もあれば悪いことも起こります。
この悪い事が起こったときに、踏ん張れる人と踏ん張れない人の差は、「その会社にどれだけの魅力を感じているか?」に大きく左右されると思っています。

その会社の「どこに魅力を感じるのか?」は人によって意外と差が出ます。しかし、魅力を感じるには、会社の内実を知らないことには始まりません。

入社してから知るのでは遅すぎます。入社された方に取っても、我が社にとっても不幸な結果になってしまいます。

(株)共伸技研を知ってもらう手段が欲しい

会社に入る前にその魅力が知れたら、入社を検討してもうらう良い材料になるはず。格好つけるのではなく、ありのままの状態を見てもらって、それでも魅力を感じてくれる人が我が社が求める人材の大きな一要素です。

しかし、採用情報など作ったこともありませんから、公式HPではブラシのお客様が見やすいような設計や情報となっています。社内の様子などは、全然わかりません(汗)

そこで求職者の方にとって、「実際にどんな会社なの?」と具体的にイメージできるような記事をこのnoteで公開していきます。

気軽に読んでいただけたら幸いです。
質問などがありましたら、ぜひ気軽にコメントしてください。

飾らず、ありのままの(株)共伸技研を知っていだく一助となれば本望です。