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面接試験に向け、自己PRをつくった人に、今すぐ点検してもらいたいこと

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■学んできたことやおさめてきた成績を並べても、PRにはならない


こんにちは。月刊『教員養成セミナー』編集部Oです。
2次試験も真っ盛りのこの時期。今日は、面接試験でもっともポピュラーな質問である「自己PR」について書いてみたいと思います。

自己PRは、話の中で振られることもありますし、いきなり面接の冒頭で「今から60秒であなたの自己アピールを述べてください」などと言われることもあります。
とてもポピュラーな質問なので、これに関しては、事前に自分でまとめをつくっておくことが必要です。
その際、注意したいことがあります。それは、過去に自分が学んできたことや、成果をあげてきたことをアピールしようと考えて、下のような感じで「経験」をただ羅列してしまうことです。

■面接官が知りたいのは、受験生の「過去」ではなく「将来性」


なぜなら、これまで学業やスポーツ、芸術などで立派な成績をおさめてきたからといって、教師としての資質・能力とは一切関係がないからです。
上の例で言えば、いくら英語ができても、ちゃんと子供に教えられるのかは分かりません。
剣道や合唱が上手でも、授業や生徒指導とは、あまり関係ありません。
面接官が自己アピールから探りたいと考えているのは、受験生がもっている経験を教師になったらどう生かすのか、つまり「将来性」なのです。

■「経験」+「それを教師としてどう生かすか」を述べる必要がある

ですので、自己アピールでは、例えば、下のような感じで、自分が教師になったときにどんなふうに仕事をするのか、「未来」が見えるように述べる必要があります。

■苦労話・失敗から学んだ、立ち上がった話を入れるとなお可

この中に、着目してもらいたい回答があります。それは、一番右上の英国留学の回答です。

ここでは、「当初英語がまったく聞き取れなかった」という経験を述べています。一見すると、英語科教員としてウィークポイントになるようにも思えるかもしれません。
しかし、逆境をクリアしてきた経験は、将来性にとっては◎。どんな仕事でも、壁にぶつかることは必ずあります。それを乗り越えるポテンシャルを持っていることを示しているからです。

すでに本番に向けて自己アピールを作成されている方も多くいらっしゃると思います。今一度、自分の自己アピールが、本当に面接官の知りたいニーズを満たすものになっているか、点検してもらえればと思います。

で、『教員養成セミナー』は、こんな感じの役立ち情報が満載の雑誌なので、ぜひ本番前に一読してみてください。面接試験については、2022年9月号を読んでおけば、どうどうと本番に臨めるようになるはずです。

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