パーソナルカラーと性格の関連性問題

度々物議を醸すこの話題。

今回のノートはこの問題に決着をつけたいわけではなく、ただ、「こういう考え方もあるんじゃないか」という考察をしたい私の頭の中の整理の走り書きに過ぎず、私はアナリストでなければ資格も特に持ってないので、意見や間違いなどあればむしろコメントをください…!


さて、世論では、「パーソナルカラーと性格は無関係である」という論がマジョリティである気がする。
し、おおむね私自身もそれに賛成である。

それは血液型診断と似たようなものだと思う。

生まれ持った身体の特徴から中身まで決めつけるのはあまりにも単純すぎると思うし、そういう考え方は、肌の色や血で差別されてきた歴史が根深い海外だとさらにご法度である。

しかし、それは時に後天的に形成されていく性格としてなら、可能性があるのではないかと思う。

A型といえば
几帳面、真面目、綺麗好き、などの性格をイメージする人が多いだろう。

実際にA型の人にそういう性格の人がいたとしよう。

すると、その人は「A型だから生まれつきそうである」という可能性より、
「A型のイメージで周りから接されたり、そう言われることによって、いわゆるA型らしい性格に寄っていく」
という可能性の方が高いのではないだろうか。


イエベ春の人にはやわらかい印象、ブルベ冬の人には芯の強そうな印象を受けるイメージがある。

イエベ春の人の特徴である、やわらかい茶色の瞳から、優しそうな人である印象を受ける人は少なからずいるだろう。
そういう印象を人から持たれることが多い環境で生きてきたイエベ春の人は、
コントラストの強い黒目を持ち、真逆の印象を持たれるブルベ冬の人とは、対人関係において微妙に変わる部分があるのかもしれないと。

また、身体の色がそうであるからというよりは、服やメイクなど上から身に付ける色の効果もあるだろう。

赤は危険を知らせたり、緑に自然を感じる効果があるように、色にはそれぞれ人に与える印象というものがあるからである。イエベの人が似合う黄み色と、ブルベの人が似合う青み色では、人が見た時に受ける印象になんらかの違いがあるはずだ。

これらはあくまで可能性でしかなく、また、基本的に性格というのは、家庭環境や遺伝が関係するところが大部分ではあると思う。

しかし、顔立ちが整った人と、見た目にコンプレックスを抱えている人では、大人になるまでに他人から受ける評価によって人格形成に違いが出るのと同じように、
パーソナルカラーにだってそういう可能性があるのではないかと思う。

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