10月1日(金)

今日は台風。
明日・明後日の周年でカレーを出すので、お店の営業はお休みして社長宅でカレーを作った。
玄関を開けると、社長と愛犬2匹がお出迎えしてくれた。
50人前のカレーを作るということで、社長の奥さんが手伝ってくれた。
大量の玉ねぎを奥さんが包丁で小さく切り、それをブンブンチョッパーでみじん切りにしていく。
私の恋愛事情とか、テレビから聞こえるニュースに対するコメント、昔オレオレ詐欺が流行った話などをしながら仕込みをした。
奥さんと二人でゆっくりと話せる機会はそうないので嬉しかった。
全ての玉ねぎをみじん切りにし終えたら、次は飴色玉ねぎを作っていく。
コンロ4口全てを駆使して、二人で玉ねぎを炒め続けた。
奥さんとキッチンに立っていると、足元に愛犬2匹が擦り寄ってくる。
この子たちは私のことが大好きなんだ・・ずっとくっついていたいんだね・・・♡という空想に浸りながら玉ねぎと向き合った。
「ずっと食べ物落ちてくんの狙ってんなぁ!玉ねぎは犬死ぬで!」と社長。
空想の世界から一気に引っ張り出してくれた。

娘たち2人が保育園から帰宅し、リビングが賑やかになってきた。
子どもたちと犬の戯れは可愛い。
飴色玉ねぎにトマト缶を入れて、スパイス、ヨーグルトを入れ、塩で調整してカレーは完成。
13時から作り始めて、作り終わったのはおそらく18・19時頃だったと思う。
出来上がったカレーを目視する限り、明らかに50人前ではなく
20人前の量のカレーができた。
レシピ通りに作り、量が減るという謎が起きた。

娘4歳が一緒にお風呂に入ろうと誘ってくれた。
快くお誘いに乗らせていただいた。
奥さんが、「子どものシャンプーはこれ、大人のはこっち、これが子どものボディソープだけど、大人も使ってもいいよ!」と、社長家のお風呂のアレコレを教えてくれた。
子どもの頭を洗うのはとても怖かった。
水が目に入ったらどうしよう、鼻に入ったらどうしようと気が気じゃなかった。
が、「見て!」と自らバシャバシャと水をかぶりにいく姿を見て、思っているより子どもはたくましいんだなと思った。

私の体を洗ってあげると言い出した。
スポンジでボディソープをよく泡立てて、タトゥーをゴシゴシと擦ってくれた。
「なんで取れないの?これ、ハナミが描いたの?」
「これねー、取れにくいんだよねぇ。おうち帰ったら、おうちでしっかり落としてくるね!」
変な嘘をついてしまった。
「ハナミ、なんでおっぱいちっちゃいの?」
「うーん、なんでだろう?」
「お母さんはおっきいよ?」

子どもにも、おっぱいの大・小の認識はあるらしい。

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