Wi-Fi接続奮闘①

今日、ようやく新居でWi-Fiが使えるようになった。
長かった。。。
引っ越し準備で使えなくなってから今まで、本当に本当に長かった。
3/1から使える予定だったはずが、実際に使えるようになったのは今日3日。
2日間の間に何があったのかというと、のお話しです。
長いので①と②に分けてます。

前日の28日から私は、夫に念入りに「明日から本当にWi-Fi使えるんだよね?」と確認をしていた。
インターネット依存症の私にとってWi-Fiというものは、精神安定剤。
無くてはならないものなのだ。
「うん!明日から使えるよ!」と言う、夫の自信たっぷりの返答に安心した。
明日からついに、ついにあのマークが見れるのか・・・。
もはやWi-Fiのマークを目視することですら精神安定に繋がっているので、もし私が刑務所に入ることになったら
Wi-Fiのマークをプリントしたポストカードを送ってもらえるように家族に頼んでおこう。
その夜、布団に入ると、瞳を閉じてWi-Fiのマークを描いて眠った。

翌日。
ついに待ち望んだ3/1。
新居に届いた新しいモデムと、今まで使っていたルーターを
リビングの壁に接続している夫の背中を応援しながらソワソワしていた。
そして、いざWi-Fiの設定に取り掛かるところまで進み、
一刻も早くWi-Fiマークが見たい私は「ここからは自分が。」と身を乗り出して設定を始めた。
SSIDとパスワードを入力して、設定画面に進む・・・はずが、進まない。
インターネットに接続されていないとの表示が出てしまっていた。
ルーターのランプを見ると、インターネットのランプが点灯しておらず、
接続が上手くいっていないことが分かった。

何度も説明書を見直して、コードを抜いては差してを繰り返す夫。
その度に、Wi-FiをオンオフしたりしてSSIDとパスワードを打ち込む私。
しかし、一向にインターネットのランプが点灯することはなく、
設定画面に進むこともなかった。

そうこうしているうちに、夫は仕事に出掛けた。
私1人での挑戦となった。
夫がやっていたコード抜き差しの作業と、SSIDとパスワードの打ち込みの作業を
延々と、何周も繰り返した。
お腹にいる我が子もぽこぽこと動き回り、応援してくれていた。
我が子、ありがとう!ママ、頑張るよ!
とは言っても、体勢もそろそろキツくなってきたので
よっこいしょと椅子に座り、第1手段である”ストーリー投稿”に移った。
『分からない。無理。』といったシンプルかつ分かりやすいアピール文とともに、モデムとルーターの写真をストーリーに投稿。
ソレに強い友だちから、早速DMが届いた。
『外から飛んできてるインターネットを捕まえに行かなきゃあかん。
恋愛と一緒や。こちらから始めなきゃあかんねん。』
とのこと。
これは難しいはずだ。
益々頭を抱え、ルーターの会社に電話をかけることにした。
これがまた繋がりにくいのと、ボーっとしていると音声ガイダンスの番号を聞き逃すので注意。

やっと繋がったサポートの方に現状を話すと、どうやら
プロバイダー(?)のS I D(?)とパスワード(?)が必要になってくるとのこと。
夫しか知り得ない情報だったため、せっかく繋がった電話はそこで終了となった。
すぐに夫にLINEしてS I D(?)たちを入手し、再びSSIDとパスワードの入力に進むが、
やはりそこで跳ね返されて、SID(?)たちが活躍するステージに上がることは出来なかった。

さすがに疲労してきた私は、キッチンへ向かい、プリングルスを無心で頬張った。
1枚食べるとすぐにもう1枚、そしてすぐもう1枚と、プリングルスはたちまち私という名のシュレッダーにかけられていった。
そのときの私は、人から見たらとてもうつろだったと思う。
そのままソファにボフッと座り込むと、安定剤切れの禁断症状のせいか、酷い睡魔に襲われた。
そしていつの間にか夢の中へ・・・。

夫の帰ってきた音で目が覚めた。
「なんか、死んでるみたいに寝てたよ。」と言われた。
それも禁断症状の1つだということは、自分では分かっていた。


続く





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