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「Lies of P」システムざっくり説明~入門用~

自分の想像以上に面白かったけどシステム周りが怪しい日本語&説明不足なので今から始めたい人向けorようわからん人向けの簡単な説明です。基本的なアクションでもこのゲーム独特の仕様が多々あるのでそこら辺を中心にしました。

難易度高めのゲームですが以下の項目を把握するとほんの少し楽になる(と思う)

「ソウルライク入門」とか言ってる人がいたらそれは詐欺です。ソウルシリーズをやったことがある人向けのゲームです。内容的にもシステム的にも。時折フロム愛が爆発しすぎて「ただやりたかっただけシチュエーション」が多数あるのでそこら辺を「ふふっ」って流せるなら間違いなくおすすめ。

世界観が素敵

《回避》

そこそこの移動距離でなかなかの無敵時間があって有能。しかし後述のフューリーアタックではその無敵時間が無効化される。通常時はローリング、ロックオン中はステップになる。

なんと初期状態ではダウン中に回避行動がとれない。なので叩きつけ系の攻撃は極力ガードか確実に回避しましょう。


《ガード》

 掴み攻撃や吹き飛ばし系の一部攻撃、フューリーアタックを除きガードが可能です。ガード成功時にはスタミナの消費と武器ごとに設定された「ダメージ減少率」に基づきダメージを受ける。大型武器ほど減少率が大きい。

 スタミナがないとガードが崩れてスキを晒してしまうので注意。後述のガードリゲインが発生する。


《ガードリゲイン》

 ガードに成功すると受けたダメージの一部がガードリゲインとして一定時間残ります。残る数値は敵の攻撃によって変わります。弱い攻撃であれば多く、強い攻撃ほど少なくなる傾向。

 ガードリゲインは敵を攻撃またはジャストガードによって回復します。回復量はキャラの生命力のステータスで増加。弱い攻撃であればガードでもほぼ回復しながら進める、反面強い攻撃はガードのみではどんどんHPが減っていく。

連続で攻撃を受けると上書きされます。

HPの薄い部分がガードリゲイン


《ジャストガード》

 敵の攻撃が当たる瞬間にガードすることで発動します。スタミナを消費するがスタミナが無くても発動可能。ダメージを受けず、敵にスタッガー値と武器破壊値を蓄積します。

敵のフューリーアタックも無傷で切り抜けることが出きる。

一見最強の手段に見えるが、一定以上の攻撃や連続攻撃では硬直とノックバックのせいで追い込まれたりする

成功すると派手に閃光が走る


《フューリーアタック》

 敵が行う全身が赤く光る危険度の高い技。威力と特定方向に対する追尾能力が高くガード不能で回避による無敵時間が無効。ジャストガードか攻撃範囲から逃れることで対処可能。つまり回避は無敵時間が無くなるだけで移動としては有効な手段

タイミングによってはジャストガード以外の手段が絶たれる場合があるので、出来るに越したことはない。

全身が赤く光る


《スタッガー》

  敵を攻撃したりジャストガードを成功させることで、一定時間、HPバーが白く点滅する「スタッガー有効」になります。この状態の敵に溜め攻撃か一部のフェーブルアーツ(必殺技)を当てることで爪のようなマークが付く「スタッガー状態」に移行して敵が行動不能になります。この時に致命攻撃が可能です。

むろんスタッガー有効の間に攻撃を成功させないと解除されてしまいます。切り下がり系のフェーブルアーツはスタッガー状態に出来ない場合があるので注意。

致命攻撃より普通に攻撃したりフェーブルアーツ叩き込んだり、状態異常狙う方が有効だったりする

左:スタッガー有効  右:スタッガー状態


《武器破壊》

  一部の敵はジャストガードの成功と状態異常の「腐食」を利用することで武器の破壊できます。破壊に成功すると基本的には攻撃範囲が狭くなったりモーションが変更したりします。

が、基本的にその前に決着がつく

破壊可能な部位はオレンジに光る


《敵のリゲイン》

中ボス以上は敵にもリゲインが発生します。一定時間攻撃をしないで居ると徐々に回復していきます。手数武器ほど少なく、一撃が重い武器ほど多くなる印象。

一定ダメージごとの仰け反りやスタッガー状態でリゲインを消失できる。連続で攻撃することで目減りさせることも可能。

意外と多いボスのリゲイン
なぜかTipsでのみ説明される


《パルス放電》

 回復アイテムを全て使いきった状態のことを言います。この状態で敵を攻撃したりジャストガードを成功させると充電(ゲージの回復)が可能で、貯まると回復アイテムが1個復活します。何回でも発動可能。「ピキーン」と音がするのでゲージ見なくてもわかりやすい

なので回復アイテムが残り1個になったら早めに使った方が有利な場合が多い。武器の種類によっては思いのほかすぐ充電できる。

紫ゲージが充電状況


最後に

「セキボーン(SEKIRO + BloodBorne)」とか言われがちだけど個人的には「セキボーロン(上記 + WoLong)」かなと感じた。基本は攻めてジャストガードでねじ伏せるような戦闘デザイン。一部の中ボスやボスは「ジャストガード前提」のような動きをしてくるので、苦手な人はアイテムや様々な装備で搦め手を使用する事をおすすめします。

ソウルライクを謳うゲームの中では頭一つ抜けている出来で、個人的に面白いゲームだと思うので是非手にとってもらいたい。

クリアしたら追記なり別記事書くかも。



ここからは現状の不満点なので読まなくても良いです。









ジャスガ推しの癖にジャスガをさせる気がなく、ジャスガのリターンが薄く判定がシビア。フューリーアタックも「いつ攻撃?」ってくらいの時間光る敵がいる。一部の敵は連続攻撃がいつ止まるかわからない。5連撃の場合は1発で終わるときもあれば3発目で終わることがあって、次の攻撃が来なかったら連擊終了みたいな判断しか出来ない。そのうえその直後に普通に同じ連擊始めたりする。ジャスガ連続成功のリズムも悪く意図的にズラしている気がする。そして連擊の締めや大技をジャスガしても硬直とノックバックで反撃できない。

セキロであれば弾きはリズムをとりやすくいずれは崩しをとれる攻防一体、WoLongであれば敵の秘技はタイミングを明示してくれている。そういったこちらに有利な要素はことごとく削られている。

総じて「ジャスガが肝だけどプレイヤーをジャスガで気持ち良くさせる気がない」。あと中盤以降の敵の動きから「簡単にクリアされたら悔しいじゃないですか」って聞こえてくる。



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