田舎で車にのれなくなったら 2
田舎では車は必需品でほぼ一人に一台、農家だとプラス軽トラックが一般的で、成人した子がいると各人所有するのが当たり前です。お金があっても無くても関係なしです。
公共交通の路線がないところがほとんどなので何キロも歩く、又は自転車での移動を覚悟すれば別ですが、車の所有・運転は必須です。
公共交通の路線も一日何本も通ってないところがほとんどなので自由に移動できないし、キロ当たりの単価がバカ高い!です。
その車に乗れなくなるのは人生の一大事です。(オーバーなと言うなかれ)
後期高齢者75才になる半年前くらいに免許更新のための準備の検査の通知がきます。(ちなみに70才の更新の時も高齢者講習の通知がきます)
後期高齢者の場合更新期間満了日の190日前には「検査と講習のお知らせ」というハガキが届きます。
近隣の教習所に予約をして、認知機能検査を受け認知症ではないとなると初めて高齢者講習(運転適性検査・講義・実車指導)と運転技能検査(不合格の場合繰り返し受験可)を合格して初めて更新手続きができます。
‥がこの予約もなかなか取れない、特に学生の長期の休みとぶつかると新規取得者の間を縫っての予約となり、なかなか日程調整が大変。
病気や不慮の日程が入るとぎりぎりになった友人もいる。
更新するのも大変だが、期間も3年であっという間にまた更新、
これも高齢者は年々身体機能が落ちてくるので安全のためにはしかたがないとは思う。
狭い山道を日々運転しているので山道の運転は慣れているが、かえって街での運転に注意が必要になる。
車線変更のタイミングや、二車線三車線道路の右折レーンなど。
二車線道路の交差点で右折レーンがあるところへ間違って入ってしまったという友人の話を何人も聞くようになった。
頭が真っ白になったというが、本当に危ない!
87歳の友人がサポートカーでなかったので、最近サポート仕様の新車に買い替えた。家族が、現住住んでいる市内だけの運転にするように言うらしいがとても不満げに話してくる。
だけど「老いては子に従え言うやろ、やっぱり家族は心配するよ~、だんだん反射神経や動体視力も落ちるもん、仕方ないと思うよ、、」
彼女の車に乗せて貰ったことがあるが、止めた車の道路への再侵入の判断などちょっと大丈夫かなと思ったこともあった。
やっぱり自分を含め、高齢になるということは気をつけなければと思うこの頃。
去年から心がけていること
○スピードをだしすぎない
のろのろ運転も困る。10台以上引っ張っている車も見かけるようになった。
○夜間はなるべく運転しない
見えにくい時間帯を避ける
○出来るだけ人を乗せない
高齢で運転を止めた者がが多く
断りにくい
○体調の悪いときは高速道路に乗らない
20~30キロ圏内に好きな喫茶やマーケット、公園、図書館等々何ヵ所もあるのだが、自由に行けなくなる。
かソリン代は認知症予防の経費と思って出かけているが、自分で出かけられなくなると経費が何倍にも膨らむ。
少ない年金の中からプチ贅沢の楽しみが無くなると思うと何とか準備出来ることがないかと日々考えている。
ライドシェアや、自動運転云々(経済が追いつかない)や、出かけなくても楽しくコミニュケーション出来る方法とか、お金に関係なく愉快に老後が過ごせる方法がないものかと。
息子たち現役世代の負担にできるだけならず、老後の後始末(?)を自分たちで考えたい。
外国ではオランダやベルギーで、尊厳死や安楽死といわれる制度もあるそう。自分も高齢者になったからこそ、いえることだが個人差があることだし、選択といっても怖いかな。 笑
今まで団塊世代のボリュウムゾーン中心に世の中廻ってきた感じがするが、能登の復興を見ても後期高齢者になると、つい「もう十年若かったらと思ってしまう」
歳を重ねるということは大変なことで、この頃免疫力も落ちてきたのを実感する。
風邪など過去何年も引いたこと無かったのに去年辺りから時々引くし、傷の治りも悪くなった気がする。
友と話していると、目の具合が悪いので眼科に行くと「老化です。」
胃腸の具合が悪いので内科に行くと「老化です。」判ってるわよ! 笑笑
とかく歳を重ねるということは、、
草引きしながら考えたことです
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