![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/101723780/rectangle_large_type_2_2094a216be9723f79b1b4c671a7bf0f2.png?width=800)
少子化の根本に「婚活市場の女あまり」があるらしい話を考える
異次元の少子化対策が発表され、あちこちで議論が起きています。
私は「子供を産んで損だ」と思わない社会が重要では? と書いてきましたが、少し視点を広げてみると、そもそも「結婚したい人ができない事情」があるようです。
その結婚難の原因は「女余り」にあるという指摘です。
結婚願望のある20代の男性が少ないらしい
以下は、結婚願望のある若い男性が少ないという記事です。
20代の男性が結婚に後ろ向きなのは、「自由でいたい」というポジティブな理由というより、そもそも「結婚にふんぎれるほど経済的余裕がない」という人も多いのではないだろうか。実際、20代未婚男性の約半分は年収300万円に到達していない。
20代の未婚男女の人口を比べれば、約69万人もの「男余り」であるのに対して、いざ結婚願望のある20代の未婚男女同士で比べると、逆に約42万人の「女余り」になってしまうのである。
これが、お膳立てなき今の婚姻のマッチング不全を起こしている元である。「婚活現場におじさんしかいない」と感じるのはそういうことによる。
老舗の結婚相談所サンマリエのブログも同じことを書いています。
女余りの理由のひとつは、男女の婚活年齢の違いです。婚活中の人の年代は、女性は20~30代に集中していますが、男性は30~50代と年齢にばらつきがあります。さらに、女性が同年代の男性を希望するのに対し、男性は年下を希望するケースが多いです。
※参考ページ 日本人における未婚者の特性及び婚姻相手に求める要件について
確かに、20代で結婚に前向きな女性は、相手の年収にこだわるようですが、40代でもOKという人は少ないでしょう。一方で、「20代のお金持ち」はほとんどいません。かくして、マッチングができなくなっている、と。
ここから先は
これまで数百件を超えるサポート、ありがとうございました。今は500円のマガジンの定期購読者が750人を超えました。お気持ちだけで嬉しいです。文章を読んで元気になっていただければ。