文筆家が音声配信(Voicy)を始めて2年半。文章と同じところ、違うところ。私なりの「聞かれるための」ノウハウを話してみる
Voicyで音声配信を始めてもうすぐ3年。おかげさまで、多くの方に聞いていただき、Voicy Fesに3年連続で出ることになりました。
音声配信の良さは文章よりもさらに距離が近くなることです。
「どうしたら聞かれるか」。
おそらく、この答えは一人一人異なると思います。
が、私はどうしたか、なら答えられるかもしれません。
私の小さな経験からではありますが、これから音声配信したい方に向けて、3年ほど試行錯誤してきたことをお伝えします。
最初にこだわったこと
最初にこだわったことは、意外かもしれませんが、ノイズを減らすことです。
当初、Stand FMでやっていた頃は、音声配信が全然続かなかったのです。
その理由は自分で聞き返すのが辛すぎるから。リップノイズ(ペチャっという音)、ガラガラ声、甲高い声、咳払い、声のトーンなど、自分で聞いて「嫌だな」と思うところは直す練習をしました。
特に声のトーンは、英語で発音の訓練をしていたこともあり、Voicy以前にはかなりいろんな練習をしました。私の場合、甲高い声で話す傾向があり、これが本当に耳障りだったので、なんとかしようと思いました。
Voicyは「撮って出し」が基本です。つまり、ノイズや雑音、言い間違いなどを含めるのがデフォルトなんですが、それでも、あまりにリップノイズがぺちゃぺちゃしてたり、ガサガサと異音がすると、私の場合、それだけで内容に集中できなくなってしまいます。
最近でも、特に対談は聞いてて嫌だな、と思うことがあるので(相手に対して馴れ馴れしすぎる、内輪ノリになっている、意味不明な発言が多すぎる、余計な一言など)、毎回反省材料にしています。
文章と同じところ、違うところ
内容は基本noteと同じように、取材や体験をもとに拾っています。ネタはnoteとかぶっていますが、音楽の話など、Voicyでしかしていない話もありますね。
当然ながら、オリジナルな放送をするためには、自分が経験したことをベースに話すしかないのですが、多少稚拙でもその方が聞かれます。
文章と同じ部分4つ
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