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東南アジアここだけのお話

こんにちは。

タイプーサムと中華正月が終わり平常運転になった感じのマレーシア。相変わらず雨が多く、割と涼しい気候が続いています。

今はなかなか景気が良いようで、道路の混雑とモールの人手がえらいことになっています。パンデミックの諸規制がほぼ終わって初のチャイニーズ・ニューイヤーとなった影響もあるのかも。どこへ行っても渋滞で大変だった、という声が聞かれます。

先週はCovid-19は増えなかったと書いたばかりですが、今週、患者数が突然増え始めました。3日連続し、全国で1日2000人を超えています。中華正月で集まった人も多かったのが響いているかも。

日本では連続強盗事件の逮捕で、一味がフィリピンを活動拠点にしていたようです。海外の犯罪組織が東南アジアを拠点にすることはよくあり、先日ご紹介したカンボジア・ミャンマーを根城とする国際詐欺事件はニュースになりました。

マレーシアも以前、イスラム系や北朝鮮のテロリストが話題になっています。2017年のクアラルンプールでの金正男氏の殺害事件では、多くの「偽装」学生が摘発されたり、北朝鮮大使館(あったのです)が閉鎖されたりしました。

光があれば闇もあります。

書籍が発売になりました!

おかげさまでようやく出ました。

文春オンラインで本書の1部が公開されているので、お楽しみください。


後編「日本にいた頃はよく『怒られて』いましたが…」海外移住して初めて気づいた「謝罪の儀式」の“不毛さ”とは | 文春オンライン (bunshun.jp)

トークライブは本日、昼で締切です。

『東南アジア式「まあ いっか」で楽に生きる本』発売記念トークライブ
2月10日(金)20時〜21時(日本時間)

編集者の伊藤淳子さんの経歴、私は書籍を作ってから知ったのですが、小説・エッセイと幅広く活躍されてきた方でした。そして経歴がユニークすぎて聞いてみたい……。なんと不登校の経験者でもあるそうです。

執筆のきっかけから、伊藤さんの不登校の話、紆余曲折の子育てなどを紹介します。
ベテランの書籍編集者さんとの対談は、ものを書いている人にとっても面白い対談になるのでは、と期待しています。

ズームの関係上、席に限りがありますので、早めにお申し込みください。

いただいたコメントを 一部ご紹介します

三島菜央<🇳🇱オランダ在住/元高等学校教諭>さん

私も今、教師教育についていろいろ文献を読んだりしています。オランダの教員養成課程では、教師のリフレクションを考える時、コルトハーヘンのリフレクションモデルが必ずと言って良いほど活用されます。学び続ける謙虚な教育者であり続けるために、まずリフレクションというシステムを自分の中に取り入れることから始まるというということかもしれません😊

なんと、そうだったのですね。日本の教職課程ではどうなのだろうか。リフレクションを学んで思ったことは、すべての先生もまた成長中であることを、保護者が認めた方がいいのかなということです。


四葉と話すネコさん

先日、夫と同じ話をしました。彼が大学時代には 教授自ら「授業内容を疑え、自分で考えながら研究をしろ」と言って下さる方が多かったらしいのですが、私たち世代の大卒の人と話をすると「研究論文も含め、暗記で楽勝っす」という感じらしくて、それが優秀と言われる官僚の世代だとしたら由々しき事態だと思います。これだけ目まぐるしく世の中が変わる時代に、過去30年も40年も前の知識を絶対視するような教育では本当に国が滅びそうです。

世代の違いあるのですね。もしかすると、当時はまだデューイ風の教育思想が日本にも残っていた時代なのかな……。少なくとも、もう少し教室に自由があった気もするのですが。

さん

振り返る時、自分の言語化能力の低さをいつも残念に思っています。まずはここからなので、時間がかかることに「然もありなん」と納得しました。

あはは同じです! 毎回大学院でも「ふりかえり」を書かないといけないのですが、毎週語彙が同じです……!

みずもと まいさん

まさにこれです!
日本にいて感じる息苦しさは「ま、いっか」と言えないところにあるように思います。「ま、いっか」を許してもらえないまま大人になって、他人の「ま、いっか」を 許せなくなるといいますか…
「ま、いっか」「なんとかなる」は幸福度にも関わるとても大事な感覚だそうです。日本人に今必要なのは「もっと努力すること」ではなくて「自分でどうにかできるところと自分でどうにもできないところを線引きすること」なのかもしれませんね。
いつも気付きをありがとうございます!本、楽しみです!

おっしゃる通り「自分でコントロールできないこと」に突っ込んでいかない能力、重要だと思います。アドラーいうところの「課題の分離」にも近いのかな。自分にできることとできないことをハッキリ分けると、いきなりいろんな問題がなくなります。

はぴ子さん

最後の「うるせー、こまけえことはいいんだよ」で飲んでたコーヒーを吹き出しそうになりました!^_^「まいっか力」で幸せになりますね〜

ありがとうございます。「野暮なこと言うな!」も大好きです。

てあて屋(整体師/小説を書く人)さん

文春オンラインの記事で『「まぁいっか」で楽に生きる本』が載っていました。どんどん日本でも広がるといいな、と思ってます。
記事はこれです↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/459c1d6da3ac9a0f1df420184b0882acffd3b1e3

ありがとうございます! 文春オンラインにでたことは知ってましたが、Yahooニュースに載ったとは知らなかったので、けっこうビビりました。ブロゴスとかYahoo!ニュースは出るかでないかを考えてしまう媒体でもあります。私にはちと対象読者が広すぎるような気がしてます。

四葉と話すネコさん

ある種の諦めというか、細かいことは気にすんな的な考えは、日本に居ても本当は大事なのになぁと感じるこの頃です。

そうなんですよ。古典落語がもともと好きで、テキトーな「ご隠居さん」とか大好きなんです。だから下町に合うのかも。

近況報告


書籍の宣伝をしております。
同時に、大学院の勉強がなかなかゴツくて泣いてます。

今週は書籍の協力をしてくれた人にお礼がてら献本に回ったり、イベントの準備をしたりしております。来週は取材がいくつか入っており、しばらくはバタバタです。

私は、忙しくなると現実逃避する癖があります。

今はシューマンの音楽にハマっています。シューマンはロマン派の作家の中でも特に地味で、若い頃は苦手でしたが、ピアノ曲が良いことにごく最近気づきまして、英語で論文を検索したり、楽譜をダウンロードしてピアノを弾き始めました(もう病気です)。弾いてるのは有名な「子供の情景」です。

推しが渋すぎて誰にも理解されないのは辛い。
長男にも(やや無理やり)勧めたところ、彼はシューマンのピアノ曲からメンデルスゾーンに行き、今はシューベルトの歌曲を聴いてるそうです。(でも音楽聴きながら勉強できないので、勉強中は無音です)

しかし好きなものができると、論文から楽譜、演奏まで瞬時にアクセスできるインターネットの時代は凄すぎます。家にいるだけで王侯貴族な気分です。

それではまた。

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