「育児書は一冊にしろ」と言われる理由

「育児が大変なのは決断の数が多いから」と言うツイートを書きました。


いやもうね、育児すると、決断の数が多いんですよね。
0歳児がいきなり生まれてきて、右も左も分からないのに、

ー母乳で育てるか、ミルクで行くべきか
ー授乳中は何を食べていいのか
ーオムツは紙おむつか布おむつか
ー抱っこはどの程度すべきか
ー発熱して病院に行くタイミングはいつか
ーおしゃぶりは与えるべきか
ー抱っこ紐はどれがいいのか
ー離乳食はいつからあげるか
ー子供をいつから外に出すか

みたいな細かい問題に諸説あるわけです。さらに夕食の献立やらそんなことも考えないといけない。これに全部、自分の責任で決断を下さないとならない、これはなかなかのストレスです。

上司が「育児書は一冊にしろ」と言った理由


こう言う問題が厄介なのは、一つ一つについて、右派・左派みたいな人たちがそれぞれいて、争ってること。「絶対母乳じゃないとダメ」って人から、完全ミルクの方がいいって人もいます。中にはまるで「母乳過激派」みたいな人たちもいるわけです。

真面目な人ほど、どうしていいのか悩んでしまうんじゃないでしょーか。

ただでさえ、新米のおかーさん達は24時間の育児でヘトヘト。判断力が鈍ってるのです。が、育児の決断は、一歩間違えると赤ちゃんが死んでしまうので、判断をやめるわけには行かないんですよね。

さらにさらに、行きつけの小児科医と、実母と義母で意見が全然違ったりするわけです(時代がそもそも違いますしね)。さらに毎月発行される育児雑誌、ネットの玉石混合の情報を見ていると、混乱しかないです。

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