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【2021年5月版】自宅がフィットネス・ジムになるーーフィットネス系VRアプリ4本を比べてみた

みなさん、パンデミック中の運動はどうしていますか?

今日は、バーチャル・リアリティ(VR)を使ったエクササイズ・アプリをご紹介します。

なんでVRアプリなのか?


2013年から続けてたジム。規制で予約が取りづらくなったため退会し、2020年末に「Oculus Quest 2」を買いました。「Oculus Quest 2」はFacebookが作ったVRグラス。
私はこの64GBモデルを使っています。

オールインワン型のグラスを装着するだけで、仮想現実の世界が楽しめます。経緯はここに書いてますが、半分は単なる新し物好きです。

没入感が半端なく、現実の世界との見分けがわからなくなります。

Oculus上のいろんなアプリを比べてみる

実は、Oculus上のVRフィットネスソフトってどれも似てて、「音ゲー」に近いです。流れてきたボールやリボンを打ち返したり、壁をよけると、スクワットできたりというパターンです。

ここでは使ってみた4本のアプリを解説します。2021年5月現在の情報です。

FIT XR

スイッチを入れると、巨大なジム空間が現れます。

運動はボクシングとダンス。ボクシングでは、玉をパンチする力(速度?)を測ってくれ、かなり上半身の運動になります。
ダンスはインストラクターの動きを真似するスタイルです。

2020年のOculusのベスト・フィットネスゲーム。VRフィットネスの決定版でした。

ところが、2021年4月から「毎日1つの新しいワークアウト」をキャッチコピーに毎月10ドルのサブスクリプション・モデルになり、評価も大幅に下がりました。

個人的には開始までの時間が長いので使わなくなりました。

とはいえ、近日、HIITクラスもできるそうですし、今回紹介する4つの中では最もフィットネス・ジムに近いので、また、改善されたら使ってみたいです。

Beat Saber

最も有名な音楽系ゲームの1つ。日本でも人気です。

ルールは簡単。両手に持った剣で、迫ってくるダイスを矢印の方向に切るだけ。価格は2990円。

しかし、これが「運動系アプリか」と言われると微妙だなと思ってました。

動かすのは基本、腕だけで、横方向の動きも、スクワットもないです。
運動効果は、他のフィットネスアプリに比べたら低いです。

と思ってたのですが、なんと減量の報告があります。
どうやら、「高難易度の曲を動きながらプレイする」必要があるらしい。

私はこの矢印を瞬時に判断するのが苦手で、なかなか高難易度まで行けてないから、あまり汗をかかないのかもしれません。

Audio Trip

VRのダンスゲームです。こちらは運動にかなり特化しています。英語版です。

曲に合わせて障害物をよけながらジェムをキャッチし、リボンに乗り、ドラムを叩きます。うすく人影が見え、お手本のダンス(動き)を示してくれます。障害物を左右に避け続けたり、リボンを追っていると、自然にステップを踏む感じになります。

触るだけでOKのジェムから、矢印の方向にカットしないと行けないジェムなど、アイテムも豊富です。

レビューで絶賛されてるのが「Cardio Mode」と呼ばれる運動に特化したモード。連続するスクワットや左右の動きを要求され、有酸素運動になります。Beat Saberの難易度の高いモードよりはずっと楽です。

このアプリ、後述の「Synth Riders」に似ていますが、「Audio Trip」の方がアイテム数と運動量が高く、「Synth Riders」の方が曲数が多いです。

Synth Riders


VRリズムゲーム。英語版です。

曲に合わせてマークをタッチしたり、色によっては両手で触らないといけないリボンもあります。

Audio Tripに似ていますが、こっちの方がシンプル。
が、それでも、モードを厳しくすると汗だくになります。

何より、音楽の種類が多いのが特徴です。
1930年代のジャズから80年代、90年代のロックまであります。

個人的にこれが好きなのは、アイテムがほぼ色で判断できるため、コンタクト(眼鏡)なしでもできることです。

別売で音楽のダウンロードパックが用意されており、MuseやOffspringの楽曲でプレイできます。私もMuseの曲を買ってみました。

「Audio Trip」と「Synth Riders」、5月にセットで32米ドルで売っていたのをマレーシアで買いました。開発元は同じです。

 もし、今この中から1本選ぶとしたら、私は「Audio Trip」にします。これが一番運動量が高く、ハマれました。

なお、日本で人気のフィットネス・アプリに「SuperNatural」がありますが、マレーシアでは使用不可なので、残念ながらレビューできませんでした。

あと、 VR運動のデメリット。
家族からは完全に「怪しい人」に見えます。
私もよく「暗黒舞踊みたい」と笑われてます。
みなさん気をつけてください。

それではまた!

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