カスタマーサポートの人が見た、「恵まれてるのに不幸になりがちな日本人の傾向」が興味深かった

マレーシアのBPOで年間1500件以上の電話を3年受けて、息子の学費を稼いでいる、あおさんが面白いブログを書かれていました。

さて、年間1500件位の日本人のお問合せを、日本人/ノンネイティブのチームメイトと共に3年以上受けてきてわかったことがあります。

「恵まれているのに不幸になりがちな日本人」にはある一定の傾向があるなってことです。

①100%正しい答えがどこかにあると思っている
②答えを誰かに与えられることを期待している
③ルールに則れば上手くいくと信じている
③100か0かの完璧主義


以前からカスタマーサポートって人間観察の最前線だと思っています。何しろ、「人間観察のプロ」だから。取材しても話が面白い。

さらに多国籍の人と接しているとこうなる。

「日本人ってなんでいつも死にそうな顔してるの?」
「はやくはやくはやく っていつも忙しそう」
「楽しそうな人がいない みんな不幸な顔している」

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日本で働いてる外国人の友達や、日本に一定期間滞在したことある外国人の通りすがりの人によく言われた日本の印象。

これなー、と思いました。

マレーシア人と一緒に日本を旅行したとき、よく不思議そうに聞かれました(あと、なんで家族連れが少ないのか?とも)。
「お金あっても不幸そうに見える」もよく言われるなぁ……。

家庭が不幸の種を蒔いている?

元々はといえば、家庭と、教育現場で起きていることではないでしょうか。

「今を犠牲にして頑張らないと勝ち組になれないよ!」
「正月返上で勉強しろ! いい会社に入れ」
「学校が指定したものだけを持ってきてください」

みたいな「正解主義」「白黒主義」が、回り回ってみんなを不幸にしてない?
っていつも思います。
中年になってから親が仕掛けた爆弾により危機が来る人もいる。

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