見出し画像

解像度を上げてよく見よう。「羨ましそうに見える他人」はそんなに良いものか

世代や男女などで、「どっちかがお得で、どっちかが得じゃない」とバッサリ白黒つける議論を見かけますが、私は少し違う意見を持っています。

なんでもそうですが、解像度を上げてみると、一見「ハッピーそうに見える人」にも苦労があります。

私は「いいなぁ」と言われるバブル世代。
ですが、大企業の正社員は、そんなにいいモノではなかったと思うなー。

まず女性はまだまだ「一般職」の時代で明らかな差別が色濃く、お茶汲みやなんやらの雑用が多かった時代。セクハラ当たり前でした。

では、「勝ち組」であるはずの「総合職」になる男性も、私が見ている限り、とんでもないプレッシャーを加えられ、無理なノルマを背負わされてこれまた、大変そうでした。

人気企業ランキングの上位に入るとハッピーなのか

元野村證券にいたという宗世羅さんの「宋世羅の羅針盤ちゃんねる 」は、とてもよく真実を言い表していると思います。

就活でも人気の「金融・広告・商社」。
ですが、この3つは年収の割に貯金がない人が多い。

宗さんはこの3つを「イキリ会社」と呼びますが、これらの業界の人は、意外に「みんなお金がない」のだそうです。

年収が高いのと、貯金が多いのとは比例しない。みんな金がない。なぜかというと、ストレスが大きいから。

ここから先は

1,354字
この記事のみ ¥ 300

これまで数百件を超えるサポート、ありがとうございました。今は500円のマガジンの定期購読者が750人を超えました。お気持ちだけで嬉しいです。文章を読んで元気になっていただければ。