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東南アジアここだけのお話(&書籍出版のご案内)

久々の近況報告です。

マレーシアは選挙一色です

選挙のため、18日は急遽休日になりました。

一言で言えば、よくわからない選挙です。
投票に行く人も困っているのではないだろうか。

今回の選挙を一言で言えば、「有力者同士の内部の権力争い」でしょうか。
3人が首相経験者。マハティールさんも出馬しています。
元々同じマレー系の政党でトップを争っていた実力者4人が内部抗争で分裂し、それぞれ別の政党から出てきた感じです。

日本で言えばかつての自民党の首相経験者4人が争っているみたいなものです。国民側からの争点が今ひとつ見えないらしい。

ヘアサロンの人は、「今回は、投票に行かない」と言ってました。争点は何? と聞いたら、「パンダを連れてくるとか、休日を増やすとか、本当にしょうもない」と。

ただちょっと気になるのが、マレー系の政党でも分裂していないPASの存在で、一言でいうと、イスラム原理主義に近いのですね。
議会で過半数を取るためにPASと組むと、イスラム色はいよいよ強まっていくような気がしています。

文藝春秋さんから書籍が出ます

来年2月、文藝春秋さんから新刊が出ます。

発売 2023年2月6日(月)
タイトル「東南アジア式 「まあいっか」で楽に生きる本」


生きるのがしんどいなーと思っている人の本です。
東南アジアに来てずっと不思議なのは「なんで人々がこんなに明るいんだろう」でした。
案外、日本にいながら考え方を変えるだけでハッピーになれる人もいるのでは? が本書のテーマです。

書籍というと、「一人で書くのでは?」と思われるかもですが、私は書籍こそ、共同作業だと思います。

ちょうど1年くらい前からスタート。
noteの記事をまとめて練り直し、大幅加筆と改定を重ねました。

初期はなかなか構成がまとまらず、かなり苦戦しました。
編集者の方が本当に根気よく付き合ってくれまして、家族や友人にも助言してもらいました。

まだまだ、作業は現在進行形で続いています。

カバーイラストを決めたり、プロモーションをやったりとしていく予定。
これまではずっと新書だったので、ちょっと新鮮です。

文藝春秋さんといえば、さまよえるOLだった私が、近所の書店でふと手に取った文春文庫「ニューヨークの24時間」(千葉敦子)が私の運命を変えました。さらに、千葉さんの書籍の「あとがき」を書いていた桐島洋子さんの本で、子連れで海外に行ったシングルマザーの生き方を知り、今のマレーシア生活につながる勇気をくれ、大きく人生が変わりました。

ある意味自分の人生を変えた会社から書籍を出せるのは嬉しいです。

集英社で出した本が重版になりました

集英社新書から出した「子どもが教育を選ぶ時代へ」が重版になりました。
同じ集英社新書の「日本人にはやめる練習が足りてない」も今年に入って重版してます。

Twitterで書籍の宣伝をするたびに、いまだにリツイートしてくれる人々がいます。noteの方は気軽に書いてますが、これもたくさんの人が読んでくれるおかげで成り立ってます。

本当にありがとうございます!

書籍となると、たくさんの人が関わります。
この2冊も難産でした。
そして本は、売るのが本当に大変なのでまた頑張ります!

近況報告

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