見出し画像

複数拠点を住まいにすることの良さと大変さ

週末だけどこかで過ごす、複数の拠点を持って行き来するーーそんな「2拠点移住生活」をしている人がいます。

ジャーナリストの故千葉敦子さんは、人間には、定住型の人と移動型の人がいる、と言ってました。

私は基本的に定住型の人間だと思うのですが、今は移動型の生活をしています。現在、マレーシアに家を持ちつつ、日本でお互いの実家を移動しながら生活しています。

例えば今週は月曜から水曜まで実家、木曜から日曜は夫の実家みたいな感じです。

お試し2拠点移住みたいな感じですが、これがなかなか大変だなと思ったので、忘れないうちに書いてみます。

移動して増える忘れ物

まずは物の移動が意外に面倒です。「あれを忘れた!」が多いのです。

両方の家にダブルでものを置けばいいですが、そうもいかないので、移動に際して、最小限のものを持ち運びます。

ところが、マレーシアと違い日本は気温の変動が激しいのです。

先週は半袖を着るほど暑かったのに、昨日はコートを着ないと寒いーーみたいな変化があるので、いざというときのために、全部の荷物を毎回運ぶと、移動が大変です。季節の変化により、靴から寝巻きから寝具まで全て変わってきます。
長期間になると、布団などの大型のものを移動させるのか、それとも両方に備え付けておくのか、の問題が発生します。

また、細かいものーー充電器やブラシなどを運び忘れてしまいます。旅行中ならパッキングを全てするので、忘れにくいのですが、2拠点に住んでいると、全部をパッキングするわけではないので、つい忘れてしまう気がします。

全部を両方の家に揃えるとコストが嵩みます。

日常生活において、考えることが増える

続きをみるには

残り 928字
この記事のみ ¥ 300
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

これまで数百件を超えるサポート、ありがとうございました。今は500円のマガジンの定期購読者が750人を超えました。お気持ちだけで嬉しいです。文章を読んで元気になっていただければ。