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東南アジアここだけのお話

こんにちは。マレーシアは相変わらず過ごしやすいです。

外国人・高度特別人材への永住権を出す件について

日本政府は外国人の高度特別人材への永住権を出すことを決めたようです。条件は以下の通り。

▽外国人の研究者や技術者は年収2000万円以上で、修士号を持っているか、職歴が10年以上であること、
▽外国人の経営者は年収4000万円以上で、職歴が5年以上であることで、
新たな「特別高度人材」に認められるとしています。

しかし、「研究者・技術者」はおそらくほぼ「会社員」。
日本人でも修士を出た人の就職が厳しいと言われる中、この条件を満たせる人材が果たしてどのくらいいるのか、という疑問は残りますが、それでも大きな一歩ではないでしょうか。

むしろ今日本に住みたいと思っている外国人は、日本語ができて、日本文化が好きな人たちのうち、フリーランサーや資産を貯めて「Fire」した人ではないのかなーとか思ったりもします。本当に日本大好きな人がいるので、この人たちにも門戸を開いたら、日本文化ごと継承してくれる気がします。

マレーシア人はなぜ国を去るのか

日本人が海外流出しているニュースを紹介しましたが、ニュー・ストレイト・タイムズが、「マレーシア人が国を去る3つの理由」という記事を出していました。
https://www.nst.com.my/news/nation/2023/02/881981/top-three-reasons-why-malaysians-are-leaving

マレーシアは、ブミプトラという特殊な仕組みゆえ、昔から海外に出ていく人が多かった国です。

人材省の副大臣が、マレーシア人が先進国に行く理由は「社会的不公正」のほか、キャリアとサラリーにあるとしています。特にマレーシア人が行くのはシンガポールで、100万人が働いていると言われます。

これは、何も日本やマレーシアに限った話ではなくて、人が国境を越えて動くのがグローバル時代なのだと思います。

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