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Duolingoを半年ほど続けてみた結果、語学力はどうなったか

こんにちは。

外国語のeラーニングサービス「Duolingo」が好調のようです。

そういえば、今年の初めにDuolingoについて書きました。世界で3億人以上が使っている「世界で最もダウンロードされた語学学習アプリ」。iPhoneでもAndroidでも遊べます。

私は英語でインドネシア語と中国語をやってます。
そろそろ10ヶ月くらいやってるっぽいです。その結果、どうなったかを今日は書いてみます。

結論から言うと、

・ゼロから初めて、初級(簡単な旅行会話など)までならいける
・ただし、中級以上になるのは、難しいかも

って感じです。

歩みはとっても遅いですが、着実に、記憶には定着しているようです。

ひたすら問題をやる実践的なアプリです

Duolingo、インドネシア語の場合、ほぼなんのチュートリアルもなく、いきなり問題を解きなさいというのが、面白いところ。最初は絵などを頼りにカンで進めていきます。

学習時間は、1日に、数十分。
「食べ物」「着るもの」「動詞」「形容詞」などの単元があります。

1コマは15〜25問くらいの問題で構成されています。インドネシア語の場合、選択問題・並び替え問題・聞き取り・作文が大体セットになってます。

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このセットを5セットやると1レベル終了。「動詞」の単元は、4レベルに分かれているので、1セット20問とすると、400問くらいを解いてることになります。

それを4レベルやると、アイコンが金色になって完了になります。この金色になったアイコン、日にちが経つとひび割れてくるので、復習します。

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私の学習法はゆっくりです

私は子供に言われて、「一つ一つを完璧にする方式」で進んでます。

やる気がないと、1コマだけのときもあります。
「今回は上のリーグに上がるぞ!」ってときは、1時間くらいやることもあります。

大体毎日2、3個はひび割れたところ(復習しないといけないサイン)があり、復習だけでおしまいな日もあります。少し進んでは、前に戻り、また少し進んでは、前に戻る、って感じで、何度もいきつ戻りつしながら、ゆっくり進んでるイメージ。

学習が進むと、単語が増えてきます。

最近では、1つの項目に20-30語、新しい単語が出てくるため、単語のノートを作っています。Duolingoは綴りのテストもあり、覚えないといけないんで、なぐり書きしています(中国語の方は「書く」単元はまだありません)。

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中国語の方は、まだまだ入り口あたりですが、こっちは発音が難しく、なかなか苦戦しています。

いずれにしても、記憶が定着しないと意味がないので、早く進むのは諦めて、ゆっくり続けるようにしています。

500日続けた人の結果は?

後から以前の課程に戻ってみると、「あれ、こんなに簡単だっけ?」と感じるので、記憶には定着しているようです。ただし、これで話せるのは簡単なお店での注文やレストランでの会話くらいかな……。

本格的に流暢になるためには、語彙や構文を増やし、覚えた構文でコミュニケーションして、使っていく練習が必要そうです。

ちなみにもっと長く続けるとどうなるのか。

少し古いですが、ニューヨーク・タイムズにDuolingoを500日続けたレポートが出ていました。Duolingoのライバル、MemriseやBabbelとも比較しています。こんな風に書いてありました。


重要なことは、言語アプリは人間ではないということです。言語を学習する目的は、他の人とコミュニケーションすること。単語や文は学べますが、他の人と会話するまで、流暢になることはできません。

これは日本にいる日本人が英語を学ぶのと同じです。追加のインプットとコミュニケーションが必要みたいです。

アプリで言語を学ぶことは、終点ではなく出発点であるべきです。 DuolingoやMemriseを全部終了したら、対面式クラスまたは、ネイティブスピーカーと一緒に練習するのが良いようです。

どの語学アプリも、アプリ学習だけで「流暢になる」のは難しいってことですね。「入り口としてはいいけど、初級レベルまで。出口までは他の学習も必要である」という結論です。

私も同感です。

なお、ニューヨークタイムズでも「Duolingoの特徴は、悪名高いリマインダーのしつこさにある」って書いてあって笑ってしまいました。

そうそう、「今日はやってないよ」「もうすぐ10位以内から落ちそうだよ」「あ、落ちちゃったよ。残念!」っていちいち緑の鳥が伝えてくるので、イライラしますよ。なんとも腹立たしい鳥なんです。

そうは言っても、すっかり習慣になってしまったので、まだしばらく続けてみようと思います。

ではまた!

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