AIができることの範囲を大きく増やしてきました。
おそらくこれから、学校教育は大きく変わると思われます。私もほぼ毎日のようにAIを使っていますが、「模範的な解答」をさせたら、右に出るものはいないんではないだろうか……。
では、今後の教育には何が必要なのだろうか。
GPT-4と未来の教育について議論した
今回は、実際にGPT-4に未来の教育がどうなるかを聞いてみた結果です。結果は毎回変わるので、何度か質問を繰り返して、一番適切そうなものを選んで掲載しています。
みなさんも、興味あったらやってみてください。
質問 AIが発達することで、学校で教えなくても良くなることはなんですか?
ほぼいわゆる「進歩的教育」が切り捨てている部分と一致します。
欧米の教育の多くが「3R(読み書き計算)から4C(批判的思考・コミュニケーション・コラボレーション・創造性)」へと舵を切っていることは本にも書いています。
アジア圏から欧米の教育を見ると、読み書き計算部分が最小限になっていたりします。そこで、「計算ドリルがない!」「漢字練習がない!」「標準化されたテストがない!」ことに衝撃を受ける人もいますが、多分、この辺はすでに予測されてたのだと思います。
学校は何を教えるべきなのか
Q では、AIが発達する未来において、学校教育において教えるべきことはなんでしょうか。
まあ未来予測はあんまり当てにならないでしょうが、こちらもまた、「先進的な」インターナショナル・スクールの宣伝文句みたいです。これが今のところ人間の集合知が達している「一つの答え」なのだと思いました。
いつも言っている4C(クリティカル・シンキング・コミュニケーション・協調・創造性)がしっかり入っています。2010年代に4Cと言い出した人は、レイ・カーツワイルのシンギュラリティの予言をまともに捉えていたとしか考えられないです。
各国はどのように教育制度を変えるべき?