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花札鏡伽
2024年2月9日 17:19
物語を考える時、いつも始まりと終わりが思いつかない。中途半端なところから思いつき、書きたいところが生えてきて、収拾がつかなくなってしまう。だから最初に、始まりと終わりを決めておく。そうすると物語をきちんと綺麗に畳むことができる。しかし不都合がある。それは「書けない」ことだ。書くのが楽しいところは筆が乗るが、物語の世界に引き込まなければならない書き出しや、全てを綺麗にたたみ、物語の余韻を作っ