怒られやすい人はこの本を読め


よく怒られる人がいる。

まったく同じミスをしても、上司に怒られる人と怒られない人がいる。

なぜ怒られやすいのか。

この違いはなんなのか。

結論から言おう。

怒られやすい人は、上司に嫌われているから怒られる。

上司との関係の構築に失敗しているから怒られるのだ。

では、どうすれば上司に好かれるようになり、怒られにくくなるのか。

その答えがこの本には載っている。

レス・ギブリンの「人望が集まる人の考え方」だ。



人間関係を示した本は多い。

デール・カーネギーの「人を動かす」や、アドラー心理学を示した「嫌われる勇気」なども非常に有名で良い本だ。

だがその中で、最もわかりやすく、よい人間関係の築き方を示してくれている本がこの「人望が集まる人の考え方」だと私は思う。

一部抜粋して紹介しよう。

レス・ギブリンは、よい人間関係を築くには小手先のテクニックではなく、人間の習性を正しく理解することにあるといっている。

その人間の習性とは下記の4つ。

1.すべての人は程度の差こそあれ自分本位である

2.すべての人は自分にもっとも強い関心を抱いている

3.すべての人は自分が重要だと感じたがっている

4.すべての人は他人に認められたいと思っている

これを踏まえて、よく怒られる人に話を戻そう。

よく怒られる人の特徴に「挨拶ができない」というものがある。

なぜ挨拶ができないと怒られやすくなるのか。

本の中でも説明されているが、挨拶、礼儀、マナーは相手の重要性を認める大事な行為なのだ。

つまり、きちんとした挨拶ができないと

上記3の「すべての人は自分が重要だと感じたがっている」ことと、上記4の「他人に認められたいと思っている」ことに背くことになる。

結果、上司になまいきな奴だと思われ、怒られやすくなる。

これを理解することが、良い人間関係の築く第一歩なのだ。

ほかにも「人望が集まる人の考え方」には、相手の怒りを鎮める方法や相手を怒らせずに注意をする方法など、怒られやすい人の手助けになる多くのことが書かれている。

怒られやすい人は、ぜひこの本を読んでほしい。

かくいう私も怒られやすい人の一人だったのだが、今では素晴らしい人間関係を手にしている。








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