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アンガーマネジメントという潮流

さて、最近スクールカウンセラーの方とお話をして、ちょっと自分も勉強になったので記事に起こしておこうと思いました。

アンガーマネジメント、聞いたことありますか?

アンガーマネジメント(Anger management)とは、怒りを予防し制御するための心理療法プログラムであり、怒りを上手く分散させることができると評価されている。怒りはしばしばフラストレーションの結果であり、また自分にとって大事なものを遮断されたり妨害された時の感情でもある。怒りはまた、根底にある恐れや脆弱感に対する防衛機制でもある。アンガーマネジメント・プログラムでは、怒りは定義可能な理由によって生じる、論理的に分析可能な強い感情であり、適切な場合には前向きにとらえてよいものだと考えられている。

ということで、wikipediaからの引用です。

色んな方法があると思います。

ぱっと言われると簡単そうでも意外とできないのが、6秒のやつ。

イラッときても、落ち着いて6秒待つというあれ。

または、魔法のじゅもんのようなものを自分の中で決めておいて、それを唱える。

唱えている間に6秒経って、知らぬ間に怒りが鎮まっているというあれ。

いろんなやり方で教えている書籍もありますし、自分で実践している人もいますね。

無理やり笑顔を作るというのも同じでしょうか。

あとは、根本的に怒らない思考回路をしようというもの。

注意されたのも、お前になんか言われたくないと反発するのか、それとも自分のためを思って注意してくれたんだと思えるのかというような感じ。

私は大学生のときに「○○かもしれない」という考え方をすることにより克服しました。

相手にはこういう事情もあったのかもしれない、と無理矢理にでもこじつけることによって怒りを発生させないという感じでしょうか。

さて、この怒りのコントロールの話ですが、wikipediaを見てもびっくりしたのですが、歴史的にはかなり古いんですね。

スクールカウンセラーさんにも話をしたら、「ブームは定期的に来る」というレベルなんだそうです。

覚えておくと10年後くらいにも火付け役とかになれるんでしょうか。

そんな話はさておき、そもそも現代はなぜキレやすいのかというそんな話にもつながってきますね。

いろいろとお話をしていたら、まぁ、ありがちというかお察しの通りというか、結局はガマンできないからということなんですけれど。

なぜガマンできないのかというと、それはやはり即時的に解決する時代になっているから。

待てないんですね。

自分の思い通りにすぐになってしまう時代。

やはりそういう影響はあるそうです。

わかっていたこととはいえ、という感じでしょうか。

SCの方いわく、本当に必要な人ではなく、周囲の人がカバーするべくこのような術を身に着けていくのだそう。

それでカバーしながらみんなが動いていくから、結局は周囲だけがストレスをためていくという循環なんだとか。

せっかくの手法なのに、根本的な解決に至らない、本人に自覚がないのは世の常なんでしょうか。

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