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鋭い質問にハッとさせられる話

お疲れさまです!

今日はこんな時間になってしまいました。

生徒の質問について話をしていきたいと思います。

今年の受け持ち生徒の中には、何人かキレる子たちがいます。

もちろん、感情的にキレるのではなく、頭がキレるというお話です。

授業後に質問に来ることもあるのですが、そのときに、ちょっとこちらがハッとするような質問を投げかけてくる子たちもいます。

ある意味では楽しいです。

そして、ある意味ではヒヤヒヤもしています。

なかなか使わずにいると忘れてしまう知識もあったりします。

しばらく携わっていない学年の内容だと、特に暗記モノは忘れてしまうことも多い。

特に、大学以降だと、忘れても調べるのが当たり前なわけです。

しかし、高校生くらいだと大学受験のためには出来る限り知識も詰め込んでおかないといけない。

そういう意味でハッとさせられることもあります。

これはまぁ、その場で対応できるのでまだいいです。

逆に、高校課程をも超えた、本当に大学以上の内容が回答として相応しいような質問もあります。

原理を説明すると、そもそも高校までの内容では説明しきれない、でも、疑問に思いたくなる気持ちはよくわかる、という内容。

今日質問をしにきてくれた子は、予め自分でも調べていたから話が通じたけれど、そうでもなかったら説明するのはなかなか難しかったなぁ。

あとは、ちょっとしたグラフの形とかでも質問をしてくるとか、表の数値の値の微妙な変化でも理由を考えるとかは流石に厳しい。

理由はあると思うんだけれど、こちらも想像で答えなければならないところもあるし、本当に厳密なことを考え始めると、研究レベルにならないか?ということもあると思うんですよね。

久しぶりに、結構難しい議論をしているような気がしています。

こういうとき、理屈をパッと説明できるとカッコいいと思うんですけれど、うまく対処できないと後々ひきずることになるので。

最悪の場合は持ち帰って宿題にするというのもありなんですけれど。

今年は面白い生徒が意外と多いかもしれません。

あと、もう1つ思い出したのは、絶対にありえないんだけれども、こちらが説明をしていなかったから起こる質問もありますね。

今年の今の時点では説明していない(来年の後半くらいには説明する)内容で、必要がないから教えてないし、今までも教えてこなかったし、そもそもそこの矛盾と可能性に気づく生徒がいなかったんです。

ところが、今日質問されてハッとしました。

なるほど、本来なら来年度の後半に教える内容も、生徒の知的レベルによっては説明をしておかないといい意味で勘違いも起こすんだなぁ、と。

今日はそんなことが多かった一日でした。

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