感謝のお手紙、か・・・
みなさまお疲れさまです!
さて、今日のツイッターのタイムラインを見ていて、ちょくちょく見かけたのが昨日(?)の都知事の会見の中で出てきた医療従事者への感謝の手紙のお話でしょうか。
ツイッターのトレンドにも、小学生を「動員」して書かせているというような形で取り上げられてしまっていましたね。
賛否両論、もちろん否が多いような気もしますが、実際に退職を決めた看護師さんのツイッターアカウントなんかもたくさんありますのでね。
本当に大変だと思います。
そして、どうやらこの感謝のお手紙、上から下りてくるのも早かったようで、すでに用紙などが届いている学校も数多いようです。
・学期末に仕事が増えた
・そもそも感謝は強制されるものではない
などなど、本当に色々な意見があるとは思うのです。
ただ、もうこうなった以上、やらざるをえないのだと思います。
恐らく、今までもこういうことって何度かあったような気もします。
今回は小学校ということのようですが、もし、自分が上から感謝の手紙を書けと言われたらどうするかな、と考えてみたことを今日のnote記事にしたいと思います。
1.今年一年間の振り返りも兼ねる
緊急事態宣言もありました。
休校期間もありました。
いろんな新しい取り組みもありました。
今年は子どもも大人も、日本も世界も大変だったと思います。
もちろん、学校も、医療従事者も。
不便や大変な想いをしたからこそわかる「安定した日々のありがたさ」のようなものを思い出す一年間のまとめとして使うしかないかな、とまず思いました。
ただ、振り返りって、タイミングときっかけをちゃんと整理してから行うと、やっぱり効果的なことって多いと思うんですよね。
これをどうやって雰囲気づくりからやるのかは、先生次第というところでしょうか。
当たり前な日常への感謝は、やっぱり中学生くらいじゃないと難しいのでしょうか。
うーむ、自分が中高生を相手にしているから出てきてしまう発想でしょうか。
2.大人が面倒臭がっている素振りは絶対に見せない
この時期に、突然やらなければいけないことが増えて、大変だと思います。
教員の中には、あからさまにそれを態度に出してしまう方も少なからずいらっしゃると思います。
そして、それは子どもたちもやっぱり敏感に感じ取ってしまうと思います。
これでは本末転倒だと思います。
3.中には今回の取り組みがありがたい子もいるかもしれない
もともと、感謝の手紙を書きたかった子もいるかもしれません。
ただ、手紙を書いたとしても、どこにどのような形で送っていいのかわからなかっただけかもしれません。
今回の感謝の手紙は、そういう子にとっては、願ってもないチャンスになるかもしれません。
おわりに
今年は本当に大変な一年でしたね。
いろんな変化を強制されたことだと思います。
最後の最後で、お茶を濁すような(?)取り組みのような気もしますが、やらなければいけないのであれば、どうにかして有意義な取り組みにしたいと思うところです。
というか、3の書きたかった子がいるかもしれない、というのは半分は私自身のことなんですけれどね。
本当に、医療従事者には感謝、感謝です。
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